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2008.01.31

ページの壁を越える:PicLens

tmizさんから、この記事で紹介されていたPicLensを教えてもらった。以前から存在は知っていたし試してもいたのだけれど、いつのまにかAddOnからら外れてしまっていた....。そのPicLensが、バージョンアップしたという...。これがすごかった。Webで写真を閲覧すること、その既成概念を壊してしまう感覚。Ver1.6は、FireFoxのAddONとして提供されている。例のごとくダウンロードサイトを許可対象としてアドオンをインストール。(注意:FireFox側の機能拡張リンクサイトはまだ最新版はUpLoadされていない模様2008.1.30現在)

SteveJobs.jpgインストール後、対応するサービス(Flickr,Google Image etc...)にいき、検索結果画面等で画像にオンマウスすると、プレイボタンが現れる。これを押すとPicLensが起動する。(追記;ブラウザのブックマークツールバーの右端にブルーのボタンが現れるのでそれを押すとPicLensの検索画面が現れる。こちらの方が実用的かも。最後にその動画もつけておいた。)


FullScreen 3D。こんな感じだ。Google ImageでSteve Jobsの検索結果をPicLensで閲覧している様子。なんだかワクワクする。閲覧がとまらない。

ページという概念を越えて写真を閲覧する。AutoPagerizeも、まさにページという概念をなくしてしまうという発想で、もはや私の必需品になってしまった。このPicLensもPageを越えて、情報(Photo)の中を疾走するイメージ。これは手放せない。Mac,Win FireFoxのAdoONとして、前バージョンだがIE,Safariにも対応している。

全バージョンのダウンロードはこちらから

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2008.01.27

SUPER STAR?:じゃがたら

聞いていると、ぐっと来て涙が出てくるような、そんな曲が何曲かあるんだけど、じゃがたらのSUPER STAR?がそんな曲のひとつ。

すごくFunky、だけど日本的な情緒的なメロディーとかふっと出てきていいのです。 あんまりjagataraの熱心な聞き手ではないんだけれど、この曲はいい。好き。

今日は「俺は俺のロックを演る、お前はお前のロックを演れ」といった、このじゃがたらの中心メンバー江戸アケミの命日。そんなことをmixiとかで聞いて、ブログにも残しておこうと思った。もう18年も経つのか...。なんのこっちゃい...。


"ごくつぶし" (JAGATARA)

"じゃがたら" (陣野 俊史, 松原 研二)

2008.01.26

Eye-Fi,Updateと購入の方法まとめ

昨日、Eye-Fiのファームウェアversion 1.0496)とPC側(Mac,Win)ソフトのEye-Fi Managerversion 1.2.5.0Updateがあった。ネットワークに繋がることで機能が増えるハードウェア&サービス、いいな。

Eye-Fi.jpg最高にうれしかったのは、私のようなMacユーザの場合、直接、iPhotoに写真をダウンロードしてくれる機能がついたこと。今までは、ダウンロードした後にiPhotoに取り込む操作をしなければいけなかったが、このUpdateで、直接iPhotoへの取り込みという設定が新たに加わったのだ。

会社とか予め設定したアクセスポイント(イーモバ経由とかならアクセス可能ならどこでも!)で写真を撮ってその場でNWにUpload、家に帰ってEye-Fi Managerを立ちあげると自動的にiPhotoにDownLoad。WireFree!。これは便利。

今まで何気にやっていたルーチンワークが実はかなり負担になっていることに気づく。もう後戻りはできなさそうだ。

それと、前に何度やってもうまくいかなかったNWでshareしない(FlickrとかにUploadしない)設定でPC側にのみダウンロードするという設定が、うまくいったこと。できないと言うことは書いていなかったので、こちらの問題かと諦めていたが、様々、BugFixやWiFi側の信頼性の向上を行ったと言うことなので、もしかしたらその過程でうまくいくようになったのかも知れない。これもいろいろ便利。転送の速度も向上している気がする。◎

電池の消耗も、もっと激しいのかと考えていたが、通常使いこなす分にはそれほど気にならない。ただ、電池が少なくなってくると、カードが認識されなかったり、誤動作することがカメラによってあるようだ。その辺りも改善されて行くに違いない。

これで公衆無線LANとかに対応したりすると鬼に金棒...。まだ試せていないのだが、nobiさんの記事livedoor wirelessのβサービスののMacアドレス認証が有効かも知れないという指摘、うまくいった方は、いるのだろうか、気になる。こうしたハードとNW接続サービスの連携、もっと出てきていいと思う。まずはEye-Fiが日本で発売されることだろうな...。

で、日本では未発売なので、様々なリスクを覚悟しても購入したい方は、以下の手順でどうぞ...。

Eye-Fi Share 2GB ワイヤレスSDメモリ 日本版(正規品) 先行予約販売 Eye-Fi Share 2GB ワイヤレスSDメモリ 日本版(正規品) 先行予約販売
価格:(税込)
発売日:

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2008.01.25

ドコモとグーグルの提携の日にYoutubeのおすすめ動画に選ばれた

ドコモとグーグルが提携。そんな速報をネットニュースで知った。すでにiModeでのYoutubeの視聴が可能に...。そんないいタイミングで、日本語版だけどYouTubeの「おすすめ動画」に、先日、参加させていただいたMacWorld2008報告会で、熱心にトラックパッドを触る女の子を撮った動画が選ばれた。驚いた。これだ。

YT.jpg

撮影対象のお子さんがお父さん?と本当に楽しそうに、興味津々という感じで、Airを触っているのが伝わってきて、ああいいなぁと、皆さんに混じって、その様子を切り取った。編集はほとんどしていない。その様子を30秒ほどに切り取りタイトルをつけただけの簡単な動画。素材がよかったにつきる。今更だが、この女の子とご両親にお礼をいわせていただく。ありがとうございます。よい記念になりました。_o_

こんな小さい子を楽しくさせるインタフェース。これは本物だと思う。前のブログにも書いたが、残念ながらこのマルチタッチが活かされるのは数少ないアプリケーションのみだ。これが少しでも増えればいいな。どうもこのマルチタッチパッド、近々、MacBookProとかにも展開されるという噂もある。楽しみ。以前に紹介した驚愕のインタフェース がどんどん実用に近づいてくるなぁ。

2008.01.21

ワイヤフリーなPC:MacBook Air

土曜日のMacWorld2008報告会のレポートが続々報告されている。ここのリストすばらしい+drikinの記事Good!

今日のネタフルのエントリー。MacWorld2008のnobiさんのレポートの紹介、「MacBook Air」はサードパーティのチャンス」これはほんとうにその通りだと思った。

チャンスですよ!

FirewireはないしUSBは一つだし光学ドライブだってない訳です。しかも折れるんじゃないか? みたいに薄い。
価格の割にスペックが低いと酷評されているマシンを購入するユーザなのですから、便利アイテムが登場すれば購入する可能性は“大”なのです。

御意

Flickr MacWorld2008報告会写真集昔々、「レガシーフリー」なPCを世に初めてだしたのはAppleだった。
ADB、COMポート、FD…余計なものを排除する、しがらみからの脱却。当時も賛否両論あったその試みも、PCにも定着し、レガシーフリーってなんだったっけ?というのがいまの状況だと思う。

今回の思い切った削ぎ落としも、モバイルするためのマシンに本当に必要なこと・ものを精査した結果、あの形になったのだと思う。

動かすのだから余計なワイヤはいらない。ワイヤを極力排除する。ワイヤフリーなPC。発表前に噂されていたワイヤレス充電も的外れな推測ではなかったようにも思える。そして、そのためのインタフェースは無線(802.11n,Bluetooth 2.1 + EDR)だ。ちゃんと最低限(USB2.0,Micro-DVI,Audio)のワイヤの口は用意する。理にかなっている。シンプルだ。そして単純は美しい

レガシーフリーな初代iMacが登場して、PCのレガシーフリー化が進み、デザインが多彩になった。同じようなことがモバイルPCにも起こるような気がする。有線を前提にしないソリューション。Time Capsuleのような無線+ストレージといった製品とか、PCにも様々出てくるだろう。

モバイルPCのトレンド、その流れの先端にMacBook Airはある。大胆にいうと、今回のMacBook AirがこれからのモバイルPCの方向性を決めたのだ。そしてその流れに乗ったワイヤフリーなPCをサポートする様々な便利な品々の登場、これは楽しそう。w

モバイルPC、その周辺で、これから起こることに立ち会うために、ちょっと先回りをして、この美しいマシンを手に入れること。とても懐は厳しいのだけれど無理しても手に入れないといけないかなぁと、徐々に思い始めた今日この頃…。うふふ。ああ、でも先立つものがない、ぐすん。

2008.01.20

ネタフルに僕が育った街が紹介されていた:名寄市

 今年は寒くなるらしい...。零下28.5度で特急のドアが凍結したというトラブルがネタフルで紹介されていた。

nayoro1.jpg ネタフルの記事で紹介されている名寄市という場所、実は僕が高校まで住んだ場所で、今も父親が独りで住んでいる。何年か前にインターネットラジオでサンピラーという柱状の光が立ち上る気象現象のエントリーを書いたことがあった。

1月下旬から2月上旬にかけて、この地域は一番寒くなる。零下30度になる日は晴天の日が多い。風も吹かない。放射冷却現象とやらで晴天だと暖かい空気を雲が遮ることなく逃がしてしまい、冷たい空気が徹底的に地上を冷やしてしまう。
(画像はこのエントリーを書いている2008.1.20の名寄市ピヤシリスキー場の様子:ここにライブ映像がある)

 小中学校は、確か僕らの頃は集団登校とか零下30度以下になると自動的に登校が2時間遅れる。2時間遅れとかは、やはりそれほどしょっちゅう起こるわけでもなく、非日常的なイベントとして、なんだかとってもうれしかった。

流石に高校生になるとそんな処置はなくて、零下30度を超そうが何が起ころうが定刻通り。夏は自転車、冬は徒歩で数キロ歩いて登校していた僕は、零下30度を超える日も、毛糸の帽子、耳かけ、手袋、スキーウェア、スノーブーツといういつもと同じ格好で毎朝30分ほどの通学路を歩いていた。それが僕らの定番のスタイル。

走って帰ると吐く息が凍って帽子とかについて真っ白になる。室内は逆にめちゃくちゃあったかいので、めがねは寒暖差の激しさでレンズが真っ白に...。やっかいだけど、それが冬の日常。

 さすがに30度が何日も続くことはそれほどはなくて、年に何回かだったと思う。零下36度というのが最低記録だったっけ。実際には20度も30度もそんなに違いはない。しんと空気が締まった、肌を刺す寒さの感覚は同じ。あるとしたら30度を超える日は外に出ると鼻の穴がくっつくような感覚を味わうこと。うまく表現できないんだけど、鼻の中で空気が凍ってしまうような感覚。その感覚があると、あ、今日は30度こえたかもなと...考える。やっぱり30度越えた日は特別な日だったな。ああ、なんだか凄く懐かしい気分。

 途中から「零下」を省いて書いてしまっているが、この地方に住む人の間では、「当たり前なので」気温を言うときには「零下」はいれないで話していた。今日、35度だ。寒いな...みたいな。それが冬の日常。住んでいる人たちには普通のことだった。

 久しぶりに、そんな故郷の街のこと、何十年も昔の事を思い出してしまった。そういえば、しばらく帰ってないな....w。

 

MacBookAirに遭遇!触ってみた。

IMGP3736-2.jpg

 本日、StartMac参加者とその周辺ユーザを集めたMacWorld2008報告会に参加してきた。何よりもメインはMacBookAir。今回MacWorld2008でリリースされた日本でも登場予定のいくつかの製品を紹介。なんと言ってもメインはMacBook Air。今回は、特別に、出荷前に実機に触ることができた。貴重な体験。

米国製の大きめの封筒じゃなく、日本仕様のA4封筒にもちゃんと入いっていた。大きさは現行のMacBookと大差はないが、思っていたよりも薄く感じた。市場最薄(史上最薄はSharpのMURAMASAらしい)はよくわかる。絶妙なデザインによって一番厚い部分をさらにより薄く感じさせる。

ペラペラな感じはすれど、メタリックで頑丈なボディはMacBookProの外観と同様、あのアルミの型押しスタイル。細かい部分まで綺麗に加工されていて、剛性は強く、がっちりしている。持った感じもいい。

薄いイメージが先行するからか、大きさは比較的大きくて、予想したよりも重い感じがした。重心部分に重さが集中している感じ。重いと言うよりも軽くはない、という感じか。当たり前だがMacBookを持ち運ぶ大変さは明らかに軽減される。

形は、参加者のまつゆうがいった絶妙の表現、「白い恋人」みたい!。まさにそんな感じ。エッジが薄く丸みを帯びている。なめらかできれい。おいしそう。w 
(下記がVaio,Air,Touch,iPhoneの薄さ比較の図)

IMGP3748-2.jpg

 ソフトウェアは意外にキビキビ動くし、液晶も明るい。iSightカメラ横についた明暗センサでキーボードバックライトも点く仕様。無線を常時使って5時間、バッテリーの持ちもそれほど悪くないようだ。

MacBookやMacBookProで気になったパームレストの熱さの問題も今回の中ではそう感じなかった。キーボードのタッチも問題ない。かなり完成されたモデルという感じ。

電源の部分やインタフェースの収納部分の作りも流石、Appleだ、きちんと作り込んである。美しい。そぎ落としたオプションやインタフェースも2台目、モバイルマシンという割り切りで、十分以上使える。むしろこうした割り切りを持つ製品が今後増えていきそうな予感がした。

 マルチタッチトラックパッドはとてもおもしろい。三本指で払うような仕草をすると次の写真、ページに飛ぶ。二本指をつまむ動作をすると縮小、逆が拡大。二本指で二点タッチして回転すると写真もそれに合わせて回転する。これはイカす。直感的。小さな女の子がおもしろがって触っていたところを動画で撮ってみた。こんな感じ。


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2008.01.16

1枚 ¥229,800也..

 

MacBook Air

1枚 ¥229,800〜

さて...どうしようか...

今度は「神の手」:チェーンメールに注意

Hand.jpg以前、紹介した美しい星雲の写真を「神の目」と称してチェーンメールさせているイタズラのはなしをしたが...。今度は品を代えて「神の手」だそうだ。問題の写真がこれ。 実は偽物である。(はてなダイアリー キーワード参照)前の「神の目」は、ある星雲の実物の天体写真だったが、Photoshopによる偽造ということで今度はもっと悪質。さらにこの写真、元々はもっと下品なネタとして提供されていたモノらしい...。(大本のネタ写真はとても直視できない...)

最近、一時期、おさまっていた「神の目」のエントリーへのアクセスが急に増え始め、さらに家人からこの「神の手」の話を聞き、ちょっと調べてみたら...やはりデマ...。

神秘ネタには注意しましょう。

2008.01.14

Stay Hungry, Stay Foolish:Steave Jobsの名スピーチ

スティーブ・ジョブズの名スピーチ。すでにいろいろなところで紹介されているかも知れないけれど、一人でも多くの方に見ていただきたい、そう想ってこのエントリーを書いている。

このスピーチに出会ったのは、今から2年と少し前。SteaveJobsがスタンフォード大学で素晴らしいスピーチを行ったという報道を読んでからだった。そのすぐ後に、翻訳をしてブログに投稿していただいた方がいて、それを読んだときの感動は、今でも覚えている。

ちょうど、その時期、自分が置かれている状況とか様々、考えることが多い時期で、少々落ち込んでもいた。そういうことが重なって、最後の言葉を聞いたときに不覚にも涙が出た。何度も読み返した。Stay Hungry, Stay Foolish...

その後、Podcastで聞くと会場から笑いも出ていたり、文章だけ追うと感動的だが、実に間合いとかユーモアを交えて、学生に語りかけるような雰囲気を感じて、なるほどJobsらしい、と思った。実は動画で見るのは今回が初めて。ほんとに素晴らしい!よくできた字幕入りでだ。stratosさん Thax!(←このリンク先にこのスピーチに関わる有用な情報が記されている)
会場にいるような気分でJobsの名スピーチが聞ける、しかも字幕入りで...良い時代だ。こうした状況を作ってくれた人たちに感謝。

15日から始まるMacWorld Expo。Jobsがどんな新しいものを見せてくれるか。次のJobsのスピーチにも興味津々。


"スティーブ・ジョブズ 偉大なるクリエイティブ・ディレクターの軌跡" (林 信行)

microformatsを体感する:TumblrのAutoPagerize+LDRize対応

  僕がsafariを使わなくなってしまった一番の理由が、GreaseMonkeyで動くAutoPagerize+LDRize(Minibuffer)を手放せなくなってしまったということ。LiveDoorReaderライクなキー操作でWebを失踪するLDRizeとの最強の組み合わせは、僕のWeb探索の方法を変えてしまった気もする。


Autopagerize LDRizeでググると同じような方がたくさんいることがわかるw)

 ページという概念をなくし、j、kキーで目につかないモノは、読み飛ばしながらサイトを疾走する。時間あたりの情報処理能力が倍増してしまう感覚。もはや手放せない。以前は、検索をしても何をしても次ページまではみてもそれ以降は、ほとんどみる機会がなかったように思う。これを導入してから読みとばす分、貴重な情報に出くわす機会が増えたようだ。時間あたりの情報処理の質と量が高まる。対応するサイトもその素晴らしい拡張性のおかげで誰もが付け加えることができることから、どんどん増えてきている。さらにotsuneさんがxFolk、LDRizeの作者のsnj14さんがhAtomに対応させたことによって、TwitterやhAtom化したブログ(ex.Blogger)が即、LDRize化できてしまうような状況もできている。ありがたい。………

 とか言っているのに、自分のブログが全く対応していない事に気づいた、のでw、比較的対応しやすいTumblr(http://clip.kwmr.info)にAutopagerizeへの対応させるのとLDRizeできるようにmicroformats対応を行うことにした。otsuneさんlomoさんのエントリーを参考にさせていただいた。

やったことは...

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2008.01.13

青いやつら:BLUE MAN GROUP

BLUE MAN GROUP

噂の青い男たちのショーを観た。BLUE MAN GROUP。オフブロードウェイから世界に飛び出したエンターテインメント集団、青い男3人組が繰り出す、不思議な楽器?から繰り出すビート、想像を超えたパフォーマンスに観客が徐々に乗せられていく。ローカライズも見事、日本を意識した小ネタもある。素晴らしいエンターテインメント。ショーの始まりから終わりまで楽しくてワクワクする感じが続く。このショーのために作られたというインボイス劇場も実にいいスペースで、インタラクティブできる最良の場所だ。老若男女にお勧め。

ショーの中身も深読みすればたくさんできるけど、それは、あんまり意味のないことかも知れない。小難しいこと抜きで、楽しめる時間。いや楽しかった。

BLUE MAN GROUP・公演終了後、ブルーマンが観客をお見送り。
BLUE MAN
あ、そうそう、くれぐれも遅刻は駄目ですよ。:) 目立ちますから。

2008.01.12

だから知ることはとても大切だと思った。:ケニア暴動

TED Blogのケニアで起きている暴動に関してブログはどう伝えているのかというエントリーを見つけた。

そういえばケニアで暴動とか聞いたなと思い調べてみた....日本での扱われ方はとても小さいようで..。昨年末に行われた大統領選挙の不正から端を発して、与野党が対立、民族間の対立も絡んで、大勢の子供を含む一般庶民が暴動によって数百人の命が奪われたという。現在それによる数十万人の難民が発生しているという状況。(この辺りの事実関係は極東ブログが詳しい)ようやく国連が仲介し、沈静化に向けた努力がいままさに続けられているようだ。

ケニア在住の日本人の方もいて...この暴動のさなかレポートを発信されている。マイシャ ヤ ラハ (スワヒリ語で、しあわせな人生という意味)というサイト。アフリカの恵まれない子供たちのために支援活動を行っている方々が運営を行っている。
そのマイシャヤラハの活動を行う現地在住の早川さんらが、目の当たりにした今回の暴動のレポート...下記は、暴動が起こっている状況で、子供さんと約束を守るために病む得ずいった家族旅行の様子をつづった部分。悲惨な状況がすぐ近くで起こっている中での家族旅行...そこで起こっている状況をつづる文章が凄くリアルで、「だから知ることはとても大切だと思った」という言葉が僕に突き刺さってきた。
 

6  by 早川 千晶    2008年01月02日23:27
......
 戦時下に生まれ、戦時下に育ったある国の若者と話をした時、家の周りで常に爆撃があることも、周りの友達や親戚が爆撃で死ぬことも、 家が爆撃で破壊されることも、それが当たり前の中で育ったから、そういう人生しか知らなかったと彼は言っていました。

    でも、私は今回ほんとにそれがどれほど大変なことで、どれほど辛いことなのかということを改めて知りました。

    何を食べても美味しくないし、何をしていても、心が騒いで空虚な気持ちがしてしまう。 こんな気持ちを、何年も戦争している国の人々はずっと常に感じていなくてはならいのかと思いました。

    この平和なビーチホテルに来て、休暇を楽しむ観光客の姿を見て、また私が涙ぐんでいたら、私の娘がこういいました。

    「ママ、彼らは知らないからなのよ。彼らのせいではないのよ。仕方がないのよ」 そうです。
このホテルに来ている観光客の皆さんは世界中から太陽と海の休暇を楽しむためにここに来た人達です。
何も知らなくて仕方ない、というのは本当にそうです。
だから、知ることはとても大切だと思った。

    始めはとても休暇を楽しむ気分にはなれないと思っていたけど、ゆっくり周りを見回してみると、色々なことが見えてきました。

    ここに来ている沢山の外国客に混じって、ケニア人の裕福な家庭のご家族の皆さんも休暇を楽しむために来ています。
その人々がニュースの時間になると大きなテレビの周りに集まります。
彼らだけではなく、ホテルで働くウェイター達や外国からの観光客も集まります。
そして、涙を流したりため息をついたり、怒りの声を上げたり互いに慰めあったりしている。....

何か僕にできることはないのかなと思って、このエントリーを書こうと思った。また署名という手段があると上記のレポートに書かれていた。本日の報道によると事態は沈静化の方向に向かいつつあるようだが余談を許さない。署名の方法は次のページに。

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2008.01.08

Tumblrを軽快に使う:Tombloo

本日、デジタルガレージと提携を発表したTwitter同時期に私が嵌って、今でも使い続けているTumblr。いい感じなコンテンツをつながり経由で拾い出してくれるシステムとして、ブログで書くまでもない、気になること・もの、自身のブックマーク+アルファ的なシステムとしてとても重宝している。このようなブログの形式は、TumbleBlogとして2005年よりも前から存在していたことはあまり知られていないようだが、Tumblrがその中でTumbleBlogサービスの代名詞になったのは、そのブックマークレットの秀逸さとReblogの発明、SNS的要素のうまい取り込みにあったと思う。

私もブックマークレットが自動的にコンテンツを判断して、軽快にロギングしてくれる手軽さと、ダッシュボードと自身のTumblBlogの組み合わせの秀逸さで、このサービスに取り込まれてしまっていた。これで十分だ...。このツールを使うまでは、そう思っていた。

TomblooはFirefoxのExtensionの形式で配布されている。この拡張は、Tumblrの操作性をさらに向上させる。LivedoorReaderを読みながら、Googleを検索しながら、Flickrのブラウジングをしながら、右クリックすると、最適な形式を自動的に選んでpostしてくれる。専用のブックマークレットよりもより早く、状況を把握し、コンテンツに合わせてpost形式を選択してくれる。もちろんそれ以外の形式でPostできる場合はその場で選択することも可能だ。画像の位置で右クリックするとその画像をフォトスタイルで、それ以外だとリンクスタイルとか、文字を選択している状態だとQuteとか...実に軽快にTumblogできる。

さらに、おもしろい機能がMosaic。Firefoxのメニュー→ツール→Tombloo→updateとするとユーザ名を聞いてくるので入力するとTumblrの画像をDBに読み込み、下記のような小さなサムネイルにまとめてくれる。

このサムネイルはマウスアップすると大画像が出てくるので、そこで確認、選択してダブルクリックするとそのリンク先にリンクされる。最新バージョンでは、ここからReblogもできるようだ。この辺りは、まだまだ拡張ができそうな予感。 その他にもいろいろと機能が隠れいているらしいが....。

FirefoxerでTumblrな方は必携だと思う。作者のbrasilさんに感謝。

現在の最新版は、Tombloo 0.1.0。ただ私の環境では、どうもうまく動かないことがあるようで、一つ前のバージョンを使っている。(Tombloo.0.0.10.1.xpi)


そういえばAutoPagerize+minibuffer+LDRizeのすごさについて書いてなかった...これとTomblooの組み合わせは、最強。また後日書こうか...って、これはもう語る必要もなし...かも...。

2008.01.06

グランドピアノが家に...

IMGP3499昨年、我が家のイベントの一つが、ピアノがやってきたということだったんだけど...。

なんと、今度はグランドピアノが我が家に....


ま、すぐにわかるだろうけれど、これは1/6のグランドピアノ。でもちゃんと音が鳴る。しかも、鍵盤で一音一音、弾けるピアノだ。和音とか同時にならすこともできる。弾くのはちょっと難しいのだけれど (笑 MIDI音源で100曲以上楽曲がストックされていて、自動ピアノのごとく鍵盤が動きメロディが奏でられる。自分専用のグランドピアノ。ただ、音はそれほど良くないし近くによると鍵盤のカチャカチャ音も気になるかも...。こんな感じ(動画)

なんとなく、日本的なおもちゃだわ...w 祖父からの娘へのプレゼント。結構喜んでます。

p.s.

実際この製品、売れているらしい。開発者のこだわりを感じる、インタビュー記事を見つけた。

本物さながらの6分の1サイズ「グランドピアノ」をつくる(1)

本物さながらの6分の1サイズ「グランドピアノ」をつくる(2)


"グランドピアニスト" (セガトイズ)

2008.01.05

AA-Camp #5 フォトアルバムをEye-fiで。

 都内某所で行われたAA-Campの模様を件のEye-fiを使って、TypePadのフォトアルバムにしてみた。といっても、Typepad.comへのUploadは、その場で日付単位やイベント単位で自動的にフォトアルバムが作成される。予め設定した無線LANの範囲であれば、撮った直後にUploadが始まりフォトアルバムが作成されるので、今回も、ライブでフォトアルバムに写真をUpし、後でデザインとか変えたりコメントとかをちょっと加えただけだ。便利! こんな感じ

Aacamp5_3

そもそも腕が良くないのに加えて、撮り損ないが何枚もあるけれど雰囲気は何とか伝わるだろうか。

 今回のように無線LANが完備されているスペースとか、イベントとかでとても重宝しそうだ。気になる電池の減りだが、やはり若干消耗は早いようだ。実際にネットにUploadし始めるとカード自体に熱を持つ程で、電力はそれなりに消費する模様。

どうしてもUploadが終了するまで2,3分は電源ONの状態にしなければならず、こまめに消すのも面倒なのでつけっぱなしにしてしまうということでさらに電池の減りは早くなる。ただ、それでも、使えないほどではなく、今回の使い方程度なら十分使える。途中、カメラを変えたりしても問題なくUpされた。そういうしのぎ方もある。w

 こうしてネットワークに蓄積された写真だが、設定しておけば家に帰ってPCを立ちあげると自動的に、PC側に写真のファイルがダウンロードされる。どこで撮っても写真共有サイトだけでなくローカルPCにも自動的に蓄積される。これもまた便利。これは、いい買い物だった。はやく日本で発売されないかなぁ...。


さて、AA-Campは今週末まで続くが、私のレポート?はこれでおしまい。このような場所を提供していただいた秋元さん、開発者でもない場違いな私を受け入れてくれたいい感じな参加者の皆様に感謝。参加していたエンジニアの皆さんの成果物もこれから様々出てくるのだろう、楽しみ。またいい機会があれば、今度は取材じゃなく、なにか残すために参加したいな...。Thanx!

2008.01.04

書くという行為の再発見:TypeTrace

nobiさんのBlogで知ったTypeTraceのベータ版公開

TypeTrace自体はずいぶん前から知っていたが、今回は、それがダウンロードできる形でベータ版としてだが公開されている。

書くという行為、その結果だけでなくそのプロセスを記録する、時間を後追いする装置。さらに時間の長短を文字の大きさで表現するという効果も残すことができる。書くと言うこと、書いている気配を伝えるメディア。

正直に言うと、この手の試みは今まで何度か相似形のような仕組みを見てきたような気がする。
ただ、それはあくまで受け手として、そのような装置で動くものを見た、触ったということ。
今回は、自ら書くという行為をこの装置をフィルタすることで、行為自体を後追いする、不思議な体験を味わうことが出来た。
これは、とてもおもしろい体験だった。

ちょっと長くてわかりづらいけれど、このブログのテキストをTypeTraceで書いて、眺めたところの動画。MacOSXユーザの方は是非、この不思議な体験を味わって欲しい。ダウンロードはこちらで

    P.S. nobiさんのエントリーの追記で、自分の書いたプロセスを他の人にも味わってもらうというコミュニケーションのツールとして活用できるのだと言うことに気づいた。なるほど!
これは次の展開が楽しみになった…。
東京都写真美術館、「文学の触覚」2月17日まで、いかねば…

動画の時間の単位は短くていい。:Seesmic

年末、クリスマスプレゼントみたいにいただいたVideo版Twitter Seesmic.comのアカウント。

すぐにUpしたらそれが2バイトコードを使った初めての投稿だったらしく、CEOのLoicさんからinvitationCodeをたくさんいただくことに。
まだたくさんあるので、ちょっとみてみたいという方は是非、ご連絡ください(Techlanchで応募したときには100アカウントがあっという間になくなったそうだけどw)。で、半ば押し売りで(押し売られたみなさん、ごめんなさい)、コード送りつけたりしたんだけど、その後に頂いたある方のコメントが、とても興味深かったのでメモ。

 「....ちょっと使ってみました。動画の時間の単位は短くていいという例になりそうですね。」

ああ、これ、そうだ。編集もなくてよい。ダダもれだけど短い間なら、そんな気にしなくてもいい。その一時、瞬間、思ったことをメモする感じ。その点、Seesmicはとにかく簡単に録画ができるところがいい。それ以外は、プレアルファ版だけあって、厳しいところがたくさんあるし、日本人にはやはり顔見せは勘弁という方が多いようだから...これが即座に大ブレークとなるかは疑問だけれども...w

何か目的があって、書く、投稿する、とは少し違う、投稿すること自体が自分にとって意味を持つこと、Twitterもまさにそういう気分が投稿を支えている気がするし...。繋がっている感じ、とかいうときもそうか....自己充足的とかいうらしいけど、コンサマトリーなコミュニケーション。その時の気分に合わせた、「気分合理性」(by中川さんに基づいたやりとり。Tumblrとかタンブルブログ、マイクロブログとかミニブログとか言われる表現行為も、実は、見せる・ログする行為自体に、気分合理性が働いている...そんな気がしてきた。

気分合理的行為とケータイみたいな、いつでもどこにでも一緒にあるネットワーク接続機器、この組み合わせは、これからとってもおもしろくなる気がする。××のために××する。××はどうでもよくて、「する」こと自体がすべて。そういう実も蓋もないことが、これから様々、起こるような気がする...妄想かも知れないけど、どうも起こりつつあるのはそういう事、もの、だったりする...かも。

で、そのひとつ先に...あ、この先は長くなりそうなので、また別の機会に書く(書けるかな w)。

#今日のAA-Campとかで、そんなことも考えてみたかったんだけど、これはまた別の機会に、もう少し深めようと思う。

2008.01.03

地域限定版じゃがりこ:AA-Campで得た知識2

AAーCampに来ていた方のおみやげの一つ。うなぎのかばやき味じゃがりこ。

じゃがりこは、けっこう好きな部類のスナックでよく食べるんだけど…。地域限定版を食するのは今日が初めて。

東海地区限定 うなぎのかばやき味。これ。

醤油味。山椒がちょっときいてる。基本はじゃがりこ、風味がちと、ちがう。なるほど。ちょっと気になったので、地域限定版、どんなものがあるのか調べてみた。

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ロールケーキのライフハック:AA-Campで得た知識

新年のご挨拶をかね、AA-Campに合流。

東京駅エキナカ GRANSTAのBUZZ SEARCH のロールケーキ2本、スイーツ(笑 を持参。これ、けっこう安くてうまい。おすすめ。バズ・サーチって、いかにも、なんだかWeb2.0系のお店みたいで親和性高い……。

で、さてイザ、食べよう!というところで、としのりくん���ライフハック炸裂

ロールケーキの切り方

  1. ロールケーキを切る前にナイフに熱湯をかける。
  2. すると、あら不思議!きれいに切れる。
  3. 有効なのは最初の一度か2度、都度熱湯をかけるのが◎。
 こんな感じだ。

ね、きれい。すばらしい。(いや、AA-Campってこんなことばっかりしてるんじゃないですからね、誤解なきよう…)

2008.01.02

Eye-fiはネットワークサービスです。

Eye-fi パッケージ

昨年末、drikinやnobiさんに教えてもらった通常と同じ形状のPCレスで写真共有サービスにeye-fi。ちょうどカリフォルニアに出張する同僚がいたので、彼に購入をお願いしていたのだけれど、アメリカでも店頭の販売はしていないということがわかり断念せざる得なかった。そんなことがあり、どうしてもeye-fiが欲しくなり、Onlineで購入することに。サポートは受けられないし、様々、ユーザにはリスクはある。そこはすべて自己責任ということで覚悟...。

国際小包と手数料で+30ドルで購入できるphotojojoからオンラインで申し込みしたのが12月17日。手元に着いたのは12月27日。10日ほどで手に入れることができた。実際の小さな箱とは不釣り合いな定型の小包。中に品物と、なぜかチュッパチャプス!が1本入っていた。

グリーンとオレンジ、とてもセンスの良いパッケージが素敵。説明書も薄い数枚のパッケージに貼り付けられた数枚の冊子(写真参照)。SDカードそのものの本体の中身にソフトウェアがWin/Mac用のものがあらかじめ入っている。私はMacユーザなので今回の説明はMacOSをベースで。ちなみにOSはLeopard。

まずはeye-fiをSDカードとして使ってソフトウェアをPC側にインストール(専用のCardReaderが付属しているが、他のものでも代替可能)、といっても、展開したアプリケーション(eye-fi Manager)を通常のアプリケーションフォルダにドラッグアンドドロップするだけ。
次にeye-fiManagerを起動させて、立ち上がってくるブラウザ上の質問に答えるとあっという間にインストール終了。

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中毒症状

84%How Addicted to Apple Are You?

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という結果でした。まだ16%も余地があるわ。

2週間ほど先に開かれるMacWorldで登場するであろう新製品...楽しみ。
今年も私の楽しいMac生活が始まります。うふふ。

2008.01.01

春よ来い


あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

♪春よ来い(live’71)


"はっぴいえんど" (はっぴいえんど)

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