« January 2008 | Main | March 2008 »

2008.02.28

驚速!27倍速ブラウジング、Macユーザ必携ツール登場:Dolipo

2295689475_79c51a88e6_m.jpg drikinがまた新しい便利ツールを作ってくれました。DlipoPolipo(イタリア語でタコの意味w)というWebのキャッシングを効率化するWebプロキシのMac版のフロントエンド。これを仕込むとWebブラウジングが劇的に変化する。Polipo自体は基本的にコマンドツールでターミナルで操作とかいろいろ面倒があるのでそれをDlipoで解消。メニューバーアプリだから簡単操作、最初の設定だけ、あとは起動時に立ち上がる設定をすればOK.様々な環境設定もメニューバーから行えるようになる。

このPolipo、細かい様々な設定(ディスクキャッシュの容量変えるとかアクセスしたくないURLを設定するとか...)ができるけれど、立ちあげるだけで基本的な設定はすんでいるので、あとはプロキシのアドレスをネットワーク設定に覚えさせるだけ(HTTP:とHTTPS:に 127.0.0.1:8123、さらにFFユーザは環境設定→詳細→ネットワーク→接続設定でHTTPとSSLに手動で127.0.0.1:8123を入力する))。

アクセスをHTTP1.1化することでパイプラインをうまく使ってサーバーとブラウザのやりとりを簡素化するというのが速さの理由。(ここによい解説があります。:←この解説の中でよくわからないと書かれている Poor Man's Multiplexingというのは、多重化をシミュレーションする技法らしい。それによってパイプライン化をさらにすすめるということ..だと。信頼性の問題もありデフォルトはoff。)

mixi、Flickr...僕はLDRユーザだけれども、これがまた驚速になる。いしたにさんがdolipoを使って3倍生活が改善すると書いているが、まさにその通り。AutoPager+LDRizeと併用すると効果絶大。もう3×3×3=27倍速だ!。

プロキシ経由だと不安定なツール(ex.Twitterrific,LIngRadar,インターネットラジオ...etc) もあって、その場合は、対象サービスをプロキシ経由から外すか我慢することw。例えばiDiskを通常使うユーザは *.mac.comをプロキシから除外しておく。このあたりは次回以降のバージョンアップで自動化とか期待。

体感がすべて。とにかくお試しあれ。ブラウジング環境が激変することまちがいない。僕は、もうこのツールにロックインされた。

Asukaさんのクールなアイコンも素敵。導入しない人は損すると思う。超おすすめツール。

(追記1)
 PipeLineの説明がきちんと解説されているエントリーがありました。あと、この解説を教えていただいたotsuneさんが除外サービスをうまく設定するpacファイルを公開しています。これはいい。GJ!

(追記2)
 dolipo1.06が公開された。期待通り、不具合のあるページ(Lingrなど)でdolipo(polipo)を無効化する対処やコンフィグ設定の改善で、さらなる高速化も図っている。実際にpolipoが動作しているかどうかの確認機能もついた。素晴らしい反応の速さ。GJ!drikin。

 safariとGreaseKitの相性問題を改善したGreaseKitの情報とsafariのキャッシュをゼロにすることで驚速になるTipsも...これがまたすごい。さらに×3倍w。

2008.02.25

ecto3が日本語ローカライズ:ecto3 b34

Skitch-1.jpg

ここのところ使い続けているMacOSX用ブログエディタecto3がb34にして初めて日本語ローカライズされた。
まだβ版だが、かなり使い勝手、バグなどは改善されているように思う。
トラブルがあってもサポートフォーラムに書き込むと対処もしてもらっているようだ。

日本語になることで、ますますつきあいやすくなった。FlickrやAmazonの連携やPC内のメディア(Movie,Photo,Music...)の取り込みもとても洗練されている。これらの機能もプラグインで提供されていて今後の拡張も期待できる。それ以外のところでの拡張やユーザ要望の取り込みもまだまだ続く模様。

有料版(¥2090)だがecto2とはまったく別物のソフトウェアにもかかわらずecto2の正式ユーザからのUpdateは無料。次はRC版だな、正式版が待ち遠しい。今でも十二分に使えているので、おすすめ。(まだβ版ということも忘れずにw)

2008.02.16

27年目の再会:The POLICE

RIMG0091.JPG僕のバレンタインデーは、The POLICE。「渋谷公会堂」!で彼らに会って以来、27年目の再会を果たす。3人のスタイルは変わっていなかった。サポート隊はつかず3人だけの勝負。まけました。スチュアートコープランド最高。アンディサマーズもスティングもあのままだ。公会堂で見たウッドベースのスティングの姿が目に浮かんできた。

演奏もStingの声も絶頂期のそれとは違うし、同じく年を食った観客が多い会場のノリも今ひとつな感じだし、衰えていないというと嘘になるけれど、PoliceはPoliceだ。「懐かしの」なんて形容詞なんかじゃなくて、今の彼らにしかできないことがあるし、それを聞かせてもらった気がした。彼らの今と自分の今と27年前のいろいろと、思い起こして、十分、彼らの今を楽しませてもらった。Thanx!



"The Police" (The Police)

美しいもの。一枚購入。:MacBook Air


RIMG0061.JPG, originally uploaded by kwmr.

2月12日、遅ればせながら...手に入れた。

何日か使ってみたが、手に馴染む。余計なものはつまない思想が潔く、美しい。

サブマシンとして、使い勝手の良い一枚。おすすめ。

2008.02.10

上には上。

1202609635165.jpg 【via del.icio.us

左の図をクリック。ポップアップしたウィンドウで始まるスライドを見て欲しい。

上には上があるという...宇宙は広い。想像できないほど大きいことを実感する。

2008.02.05

Youtubeからブログ人へ投稿:

【via YouTubeの共有機能でMovable Typeへ投稿するには

上記、記事を読んで、なるほど、Youtubeから直接投稿できる機能があったのかと気づく。TypePad系ユーザも、もちろん標準APIは使えるので、MT同様上記に書かれている方法で、Youtubeから2クリックで動画投稿が可能になる。

まず、ブログの設定を行う。

  1. Youtubeのアカウントページから[動画投稿の設定] へのリンク (http://jp.youtube.com/my_profile_blogs) をクリック
  2. [ブログ/サイトの追加] リンク (http://jp.youtube.com/my_profile_blogs_add) をクリック

  3. API URLを入力するためにブログサービスにJUGEMを選択して、ブログ人のIDとPassを登録。
  4.  
  5. API URL欄にブログ人のAPI URL http://app.blog.ocn.ne.jp/t/api を入力。
  6.  
  7. ”ブログを追加”のボタンを押す

  8. しばらくすると情報を収集して自分のブログが表示されるはず。複数のブログがある場合は追加したいブログにチェックして”選択したブログを追加”する。

これで、ブログの登録は終了。複数ある場合はここで登録しておく。 この登録が終了すれば、動画個々についている共有ボタン(メールアイコン)を押すと最下段にブログ投稿欄が出てくる。こんな感じ。

blog-youtube.jpg
あとは、ここで編集して投稿ボタンを押すと、しばらくするとブログ人に前の記事のように投稿される。簡単。

Youtubeから試験:上海雑技団 バイクでグルグル


Youtubeから直接ブログを投稿する試験。
5年ほど前に見た上海雑伎団のバイク・パフォーマンスがYoutubeのおすすめに。すごい!。

2008.02.03

雪の日

雪の日 節分

雪の日。

一日中、降り積もる。

コピーできないもの:Better Than Free by Kevin Kelly

【via delicius poular "The Technium Better Than Free by Kevin Kelly"】
米Wied共同創始者 ケビン・ケリーのブログエントリー。Better Than Free .

 インターネットはコピーマシンだ。から始まるコラム。英文は苦手だけどなんとなくいいことを言っていそうなのでw読み進めてみた。自身のまとめと超訳的メモを以下に書いていく。興味を持った方がもしいらっしゃれば、そうでない方もw 原文を読むことをおすすめする。

「インターネットは、もっとも基本的なレイヤで我々の考えや行動をコピーする。ありとあらゆるものを複製しそれを配送する。IT企業はこの絶え間ないコピーを容易にするために大金を使う。このようにデジタル経済はコピーの大河を流れ、一旦流れてしまうと永遠に配送し続ける。この素晴らしい超配送システム:インターネットは経済や財の仕組みの基本となった。米国の競争優位を支える産業になってさえいる。

KK.jpg しかしながらコピーを生むことは限りなく、それが無料に近づくということ...。既存の経済活動に少なからず影響を与える。では、大量にコピーを生み続けるシステムを維持するには、どうしたらよいのか。そこから、いかにして価値を生み出したらよいのか。

コピーがし放題になったら、それらは無価値になる。
コピーがし放題になったら、コピーできないものが貴重になる。
コピーが自由になったらコピーできないものを売る必要がある。

では、コピーできないものとは何か...。

Continue reading "コピーできないもの:Better Than Free by Kevin Kelly" »

Recent Trackbacks