2004.10.24

新潟中越地震とブログ、モブログ

新潟中越地震。

まだ、余震が続き被害は広がっている模様...

TVでも安否情報が放送されるなど、様々なメディアが地震情報を報じている。

ライフラインがうまく機能していない状況であるが、災害時には比較的強いと言われるインターネットでブログとかモブログをこのような安否情報、災害情報の伝達に用いるというやり方は有効だと思う。実際、「新潟県中越地方地震情報」のトラックバックセンターを立ち上げたり、動きが起きている模様。ここもうまく使ったらどうだろう。
「新潟中越 地震」ブログ検索結果...
追記:10/25
モダシンさんから... トラックバック・ピープルに
Blogpeople トラックバック・ピープル 「自然災害情報TB」
登場したそうです。
追記:10/28
最初に紹介したリンク先のトップに、無料ブログに入ってで義捐金を送りましょう...という広告が載ってました。
趣旨は分かるのですが、何となく便乗商売のようで、ちょっといやな感じがしました。この辺りの支援の仕方とかはとても微妙な問題があって難しいですね。一応、リンク先を紹介した手前、私の感じたこと、メモしておきます。

2004.01.14

1月8日±3 地震予測は伊豆群発地震活動...

昨年の12月30にお伝えした気になる波:南行徳高校、地震前兆電波。その中で八ヶ岳南麓天文台 (VHF電波による地震予報観測) 地震前兆観測センターからも1月8日前後に南関東あるいは伊豆諸島近海の範囲でM5クラスの地震という予報が25日に公開されたと伝えたのだが...その直後、31日から2日にかけて伊豆諸島の新島、神津島近海の群発地震が起こった。10日、公開されたEPIOニュース1193にて8日の予測はこの群発地震の可能性が高いという。時期は若干外れたといえやはり地震予報実現の可能性を感じずにいられない。(まだまだ研究段階と言うことなのかも知れないけれど...)
それまで品切れ状態だった八ヶ岳南麓天文台の串田嘉男氏の「地震予報に挑むPHP新書」をAmazon経由で手に入れることができ、年末から読み始めた。氏の科学する態度と真実を知りたいという真摯な姿が圧巻。情報公開、リスクコミュニケーションへの言及も鋭い。2000年度講談社科学出版賞受賞。

cover

2003.12.30

気になる波:南行徳高校、地震前兆電波

しばらく、忘れていた南行徳自然科学部の電波観測。友人からここ最大の波を観測したと知らされた。
無指向アンテナで高レベル(1500mv超:12/27早朝),西方向アンテナで高レベル(600mv超:12/28午前)。27日の十勝地方南東沖の地震(M5)に関連しているかも。
情報、データ整備もボランティアベースでずいぶんと充実。リアルタイムグラフ+情報がMTベースで公開(早速、FeedDemonに登録)されていたり、データが基準値を超えるとメールで知らせてくれるサービスも有志によって提供されている。Thanx!
追記:12/30
-行徳高校-地震前兆電波観測の携帯サイトもオープン。Choco2003の成果が続々...。

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2003.11.23

11月26日地震説について、行徳高校自然科学部公式コメント

2003年 11月26日に大地震が発生するのではないかと���う噂に関して、行徳高校自然科学部のコメントが発表されている。
2003.11.26地震説に関する自然科学部公式コメント(2003.11.22)

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2003.11.13

紀伊半島沖地震 M 6.5 前兆電波

勤務先のビル(東京都 千代田区)はかなり頑丈な作りで、最近のビルのように揺らしてダメージを少なくするなんて作りではないんだけれども、今日の夕方起きた紀伊半島沖の地震は、ちょっと大きな横揺れで、驚いた。
行徳高校自然科学部 [地震前兆電波観測]で、早々に★New  11/12 紀伊半島沖地震 M6.5に関連してのレポート★が公開されている。前兆は記録されていたと...
これがきっかけで、久しぶりに八ヶ岳南麓天文台地震前兆観測センター観測応援班のページを見てみたら...11/12時点で起こらなかった例の第2震、次は年末年が怪しい...という最新情報が公開されていた...果たして。

2003.10.30

地震予測...釧路沖と南関東第2震

EPIOニュースから...
10月28±3日 釧路沖付近 M7クラス
11月3±3日  南関東海域付近 M5クラス
詳しくは上記、EPIOニュースを読んで欲しい。
minamiさんが書かれたエントリー。今後の情報発信、観測継続のための事業化(続けられるシステム)の提案をされている。観測体制強化や地震予報の精度を上げるための仕組み作りは、minamiさんがおっしゃるように具体的に考えてよい段階にきていると思うし、社会貢献活動的に複数のスポンサー企業が支援するというような体制もありえるなぁと想った。

2003.10.26

耐震チェックプログラム...

ケーンオカサカドットコムで知った。「我が家の耐震チェックプログラム」。Win上で動くソフトウェア(XPは規定外と合ったが、うちのPCではうまく動いている)。我が家は、吹き抜けだらけのちょっと変わった構造をしているので地震は大丈夫だろうかなぁとぼんやりとした不安を感じていたのだが...適当な図面入力;-)ではあったが...想定地震の1.5倍でも「一応安全」という結果だったので、少し安心。(今時の建築物は、基準に合ってさえいれば、危険!なんてことはないんだろうけど...老朽化が心配な家屋とかにはこういうものは、うまく使えるのだろう)
image/taisin

2003.09.30

チョコ2003...地震予測コミュニティ

以前、紹介した行徳高校の自然科学部のサイトでネット部員を募集している。ネット部員募集のページ

 いままでは、観測データを元に、データを集約している研究者のみが予知情報を握っていたわけですが、そうではなく、天気の学習を個人が行って仲間のために天気予報が許されるように、地震に関しても地震予報をもっと気兼ねなく議論して行える環境が必要と考えます。ただし、天気予報と違い学問的に未発達な部分も当然ありますし、社会影響も強いことから、不用意な発言は慎まなくてはならない現状もあります。そこでネットの力を有効に利用したいと考えました。つまり、ネット部員がよってたかって知力を総動員し、地震予測をより正確に行っていこうという試みを行います。

具体的にはYhooのe-groupeを使って、ネット部員が収集する情報を収集、行徳高校側がそれをまとめ定期的にMLやHPに配信するという。地震観測、情報収集を軸にしたネットコミュニティを形成して社会に貢献しようと言う試みである。
草の根の地震予測という興味深いテーマで「学校」が仕掛けるコミュニティ...というのがとてもおもしろいし、今後の展開が楽しみ。前に書いたようにこのような動きを支援したりする社会的な仕組み(制度)が整備されればすばらしいのにと想う。

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2003.09.26

M8...北海道で地震...

またかという感じで...北海道で震度6弱の地震が起こった。
TVニュースによるとM8クラス。M8を超える地震は1994年以来とのこと。
タンクが炎上とか特急が脱線とか伝えられているが、時間がたつにつれ被害も明らかになってくるのだろう。被害が大きくならないことを祈りたい。

件の行徳高校自然化科学部のサイトに、この地震についての見解がすでにアップされていた。

9/26 4:50に起きた 釧路沖 M8.0 (気象庁発表)は 本校から震央距離704kmあり、 数日前の前兆は捕らえていないと考えます。   ただし、     北方向アンテナで 9/25 15時~ 9/26 1時頃までにゆるやかな高まり     西方向アンテナで 9/26 4時頃にピーク     南方向アンテナで 9/25 20時~ 9/26 4時にかけて 針状波形     流星電波観測で3:50~4:10にかけての20分間の異常   を検知しました。 これらの異常と今回の地震との直接相関は、いまのところ不明です。

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