Appleと伝道師達:ET研究会
この前の日曜日の朝はET研究会。
いつものように、緩やかな進行ながら中身の濃い議論で、いい時間が過ごせた。
題材はApple。「Appleはどこに行こうとしているのか」。昔からのマックユーザである私にとってもとても興味深い内容。
"The Cult of Mac" (リーアンダー・ケイニー)
カルト!である。;)
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この前の日曜日の朝はET研究会。
いつものように、緩やかな進行ながら中身の濃い議論で、いい時間が過ごせた。
題材はApple。「Appleはどこに行こうとしているのか」。昔からのマックユーザである私にとってもとても興味深い内容。
"The Cult of Mac" (リーアンダー・ケイニー)
カルト!である。;)
【Via catpaw:どのくらい日本を知ってますか?】
134点、というのが僕の経県値。
自分が住んだり、泊まったり、歩いたり、通過したりした地域に点数を付けて地図化する試み。
どちらかというと引きこもりがちな自分だが、北海道→東京→千葉→大阪→千葉→神奈川→千葉と住処を転々とする間にいろんなところに行ったような...。そうか、四国は未踏の地でした...。未経県。何となく機会を逸してしまった感じ。
そういえば、世界地図版もあった...World66。こちらは、たった世界の3%ですって...。
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【Via いやなブログ】
それはさておき、この記事の中ではピア・トゥー・ピア (P2P) という言葉を例にして、バズワードのたどる運命が端的に描かれています。
彼らは何でもかんでも P2P にするといいはじめる。そして突然、P2P カンファレンスがやってくる。P2Pベンチャーキャピタルファンドが設立され、あげくに P2Pに対する反動すら起こる。アホなビジネスジャーナリストがお互いの記事を真似しあいながら有頂天になるだろう。「ピア・トゥー・ピアは死んだ」と。
上記は高林さんの「いやなブログ」のエントリーで紹介されていたJoel on SoftwareのDon't Let Architecture Astronauts Scare Youという記事の一節。
昨今のWeb2.0をPSPに当てはめると...。疑いなくWeb2.0ってバズワードだと思う。
(上記エントリーでも2.0というバズワードを揶揄してるんだろうけれど;)
先日、ある飲み会の2次会でWeb2.0なんてNGってはしゃいでいる場面があって....。駄目っていう反動さえ、すでにバズワードを補強してしまっているのだという状況は認識しないとなぁ...なんて想っていたのだけれど。
Web2.0かどうかなんて、それほど重要ではない。何が我々の生活を豊かにし、うまく物事を進めるのか、技術のブレークスルーと、標準化され公開されたユーザデータ、これをうまくアプリケーションを乗っけて、さらにサービスとしても成立(続けられること)させていくこと、そのための具体的な営みが一番重要。何が2.0かとか、2.0云々はどうでもいいことだと...。
言葉で煽るより、マッシュアップ(バズワードか;)した粋なサービスの一つでも世に出すこと、そういう試み、新しいアイデアがたくさん起こ���てくること、そこに期待したいし、何らか関わって行けたらいいなぁて想う。
●
2.0って最初にマーケティング的に使ったのはMSだってこの前の飲み会で誰かが言ってたなぁ。エスターダイソンのRelease2.0(未来地球からのメール)は名著でした。
未来地球からのメール―21世紀のデジタル社会を生き抜く新常識 エスター ダイソン Esther Dyson 吉岡 正晴 by G-Tools |
日曜の朝、diggとか眺めていたらこんなものを発見。
宇宙に浮かぶ神の目。神の目はブルー。
この画像を撮ったのは、ハッブル宇宙望遠鏡。地球の軌道上にある宇宙の望遠鏡。NASAが打ち上げて今年で15年目だそうだ。神の目の実態は、全天で最大の惑星状星雲であるらせん状星雲[NGC7293]。星の一生の最後に作り出されたもの。ハッブルももうじき、役目を終えて太平洋上に落下する運命とか...。
火星も近づいているとかで...普段、気にしない夜空を見上げてみようか、なんて想った。
●追記(2007.6.30、7.7)
なんだか、この写真が3000年に一度見られるとか、スピリチュアルhogehoge系の訳のわからない言説がチェーンメールで流れている模様。そんなの信じてはいけません...。
見るだけで幸福になれるなんて、ね。ハッピーは、自分の身近なところから探すのが一番 ;)。
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昨年から使い始めた「ほぼ日手帳」が届いた。
使いやすい手帳。僕みたいなグータラでも、適当に使いこなせる。
送られてきた箱の裏に書いてあった言葉。
もう、今年を振り返る、来年を考える時期なんだなぁ...。
友人が東京タワーに行ったと聞いたことが頭にのこっていて、その日の夕方、平積みになったリリーフランキー:東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~を手に取る。母親と息子、家族の絆の物語。昨日、読了。町田康の「告白」と並んで、僕の今年のベスト本になった。
ベストセラーだし、多くの人がこの本に関して語っているので、一言だけ。
好い本です。五感に染みます。泣きたい人、笑いたい人、生きる意味、本質を考えたい人、読んでみてください。
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読み終えた日、東京タワーを見上げる物語、映画「Always 三丁目の夕日」を観る。懐古することは心地いい、でも、そのあとに残るものってそんなにない。素敵な映画なんだけど、東京タワーならリリー・フランキーの圧勝 w)...。
(僕が懐古する年代だということが、こういう感想を持つ理由かも...。歳食ってるってこと;)
iPod Video 60G 黒 手に入れた。これ、かなり、好い。
NW上にいつでも引き出せるストレージ(ex. Blog、CMS...)と、選んだコンテンツを入れるビークル(ex. iPod、携帯...)。この組み合わせ、ポイントだな。
「手に入れる」って、様々、大切な経験だと思った。おすすめ。
世界はいつも何処かが朝〜ヤマザキパン「超芳醇」CMソング」〜 from the album “世界はいつも何処かが朝 - Single” by 土岐麻子
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オルタナティブブログに取り上げていただいた。そこで、自分が体育会系であったことをカミングアウトしたら、「意外でした」って様々な方から言われたのだが...。そんなにイメージ違うかなぁ。
中学、高校、大学、大学院、ずーっとバレーボールやっていて、チビだけど、たまたま、ジャンプ力が人並み以上にあったので、ポジションはセッターとかじゃなくて攻撃要員のライト。相手の隙をついて攻撃するとか、狡賢くないといけない役割が僕の性に合っていたように思う。
上記記事で温厚そう...とか書いていただいたが、少なくとも身近な人からは、短気で切れやすいことで通っているし、実際、仕事を一緒にしていると怖いとか言われることもあるので...外の方と接するときには、自分でも気づかないうちに、過剰にカムフラージュしてしまっているのかも。チビでやせの、いい歳をしたおじさんを見ても、スポーツ、まして、体育会というものは想像できないらしい。でもね...
金曜日、仕事帰りに第2回「テレビとネットの近未来カンファレンス」に参加。テーマは「CMスキップとビデオポッドキャストがもたらすTVへの影響?」...。ほぼ満席、2部構成で中身の濃いカンファレンス形式。今回のテーマであるCMスキップの元凶?HDRもビデオiPodも持っていないという自分だが、これから先を考えるための好い機会になった。
テレビブログツールによるTV録画コンテンツへのタグ付け、ブログとの連携のデモから始まり、すでに伝えられている情報と逆のそれほど大きな影響は与えていないというCMスキップの実態とか興味深い内容。特に印象に残ったのはTV局の方が、見たくないモノ(CM)を見させることでものを買わせることで経済活動は成り立っている現実がある、そしてそれはそれほど壊れることではないのだと、力説していたこと。なるほど、そういう見方もあるのかと正直、驚いた。
そもそも私はTVを見なくなってしまった。子どもたちがCMがほとんどでない(それほど買い手のない;キー局でない)CATVをメインチャネルで見ているとか目の当たりにすると、変化は確実に起こっていると思う。
先日から始まったブログ人の企画。みんなで作ろう写真集。そのコンセプトとして書かれているこの言葉。
ひとつだけの写真の力は小さいかもしれないけれど、たくさん集まればその美しさは無限になる。
いいな。一つ一つが繋がって、様々な意味を醸し出す。インターネットの本質だと思う。
最近、よく聞く言葉でfolksonomy:フォークソノミーという言葉がある。これは、folks(人々)とtaxonomy(分類法)を合わせた造語で、写真とか一エントリーにタグ(キーワード)を人々が���けることで価値を見いだしていく、そういうタグシステムのことを言うのだけれど、この企画も、第一回目は「空」というタグ;キーワードで写真を集積する試み。
どんな、写真集が出来上がるか、興味津々。
これだけ見ても、様々な「空」がある。
そうだ、Qoop.comとかで、ポスターとか作れたら、買うのにな。
●残念ながら、仕組みの関係で、投稿できるのがブログ人ユーザのみ、つーのが、厳しいけど。でもよく集まってる;)
母が亡くなったのは十数年前。
十月の初旬、自分の誕生日の二日前に息を引き取った。
遠くに住んでいて、親の死に目には、結局、会えなかった。
けれど、ガンの再発で覚悟はできていたし、社会人になって、家庭を持つことを報告できたし、結婚してたてで、二人で遠くに住む親元に何度も会いに行って、親孝行のまねごともできた。
ただ、実際にその日が来たときは、55歳という若さで逝ってしまった母親に対して、僕ができたことは、これだけだったのかとかいろいろ考えて、つらくて、悲しくて...身近にいる父親が一番つらかったのだろうけれど、僕も堪えた。
あと十年ほどで母親が死んだ年齢になる。身内が、あるいはもしかしたら万が一、僕自身が死ぬということ、漠然と、ぼんやりと、そうしたときに僕は何をして、どんな風に過ごすのか...。
重松清の「その日の前に」は、死を目前にした人、その周りの人たちの物語。
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初めて重松作品を読んだ。うまいな。ないちゃったよ。
p.s.
決して、通勤電車とかでは読まないように。