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2005.11.30

Appleと伝道師達:ET研究会

 この前の日曜日の朝はET研究会
 いつものように、緩やかな進行ながら中身の濃い議論で、いい時間が過ごせた。
題材はApple。「Appleはどこに行こうとしているのか」。昔からのマックユーザである私にとってもとても興味深い内容。


"The Cult of Mac" (リーアンダー・ケイニー)

カルト!である。;)

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 前々から思っていたのだけれど、Appleの一番の強さは、コアで、強烈なエバンジェリストであるユーザ:マックおたくを囲っていることだ。人とは少し違うことに意味を感ずる新しもの好きなイノベータたち。彼らがApple製品を様々な手段で後押しすることで、市場を拡大させ、企業価値を向上させる。この前、集まった人たちの中にもかなりの確率でマックユーザやアンチMSがいるに違いない。:)ブログに関わり始めた頃、ブログ関連のミーティングで出席者の大半がMacユーザということがあって、ちょっと驚いたことがあった。ビジョナリー達のマック比率はとても高い。

 Appleは何屋になるのか。iPodiTunes...α、は、まさにサービスプラットフォームである。今後FrontRowとかiPodとかでのユーザの体験(UI,課金...)をベースに、そのプラットフォームの拡張(家電、ケータイ...)や新たなサービスをそこに埋め込んでくる、あるいはその仕組み・方法を売る...。選択肢は様々ある。で、Appleが何屋になろうとも、Appleの描く未来を先導するのは、コアなエバンジェリスト達であることは間違いないだろうし、Apple自体も、そういったエバンジェリスト達を巻き込み、うまく活かす術、すなわちマーケティングとかブランディングが実にうまい、信者を熱狂させる商品やサービスを作り続けることができる革新的なプロデュース能力を持つ希な企業であることも間違いない。(とエバンジェリストな僕はw思うのだ)

研究会の後の昼食でみんなが勧めていた非公認伝記本「icon」を即、購入。


"スティーブ・ジョブズ-偶像復活" (ジェフリー・S・ヤング, ウィリアム・L・サイモン)

途中だけど、これ、ものすごく面白い。おすすめ。
p.s.
 R30さんとお隣でお話しさせていただいた。広告業界とかその周辺が変わると、世の中もっと面白くなるのにねぇ...なんてw)、お話をした...。

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