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2005.09.27

ダン・ギルモア氏 MeetUp

Dan ダン・ギルモア氏のWeTheMediaの邦訳「ブログ 世界を変える個人メディア」の出版記念講演会に出かける。

講演というより、時事通信湯川さんを媒体に参加者との質疑応答がメイン。やり取りの概要は、既に様々な方々がブログに投稿されているようだ;) 個人ジャーナリズムの発展によって既存のジャーナリズムはどう変わるでしょうか?という私の質問も取り上げていただいた。氏は、生き残っていればいいと思う...と答え、現在のジャーナリズムは継続するだろうが、継続させるためのビジネスモデルとかが大きく変わる中で、競争は厳しくなっていく、運営の仕方など変わって行かざる得ないだろう...という趣旨のことを話された。

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2005.09.24

彗星プロジェクト:NextBlogging

Comet-1 先日行われたDEMO Fall というイベントでブログ人のパートナーでブログのプラットフォームを開発しているSixapart社の創業者、Trott夫妻(MenaとBen)が次世代のブログプラットフォームに関する開発プロジェクトの発表を行った。コードネームはCOMET:彗星。MovableTypeやTypePad、Livejarnalで培ってきた経験、技術力を結集して、次世代のブロッギングプラットフォームを開発するという試み。
 この件に関してのMenaのエントリー、つたない英語力ながら、ざっと読んでみるとこれが実に好いことをいっている。
 母親でも「使える」から一歩進んで、自分の母親に「使いたい」と思わせるProductを作りたいというmena。
母親のなぜ、ブログしないかという3つの理由。

  • 話すことなんかない
  • 書いたものは見られたくはない
  • まして、ブログに割ける時間なんてない

そんな自分の母親に、使いたいと思わせる製品を開発する。そのためのcometプロジェクト。
 普通のユーザにリーチする、ブログの新たな使い方を提案するという発想...これは、東京ゲームショウの岩田社長のプレゼンにも通じていて、これからは、まさにこの層にどうリーチするか...ネットワークとか所謂エッジなオタク市場から踏み出す、次の展開に重要なポイントになると思う。

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2005.09.23

コトノハ:ことば・つながり

kotonoha

 今日は相方+αが外に出ているので、一日中、家でお留守番。知らずとPCに向かう時間が長くなる。といことで...先日から気になっているサービスのご紹介。
 言葉を登録してそれに○と×をつける。コメントを残す。コトノハというサービス。
 とても簡単な仕組みだけれども、嵌る。たまってくると、その人となりが出てきたりして、面白い。多くの個人によるコンテンツのタグ(意味)づけというフェーズにネットのサービスは移行しているようだけれども、一つの問題、どうやって意味づけさせるか?そのひとつの解を見つけたような気がした。
 まだまだシンプルなサービスだが、これをコアにして、どういう方向にサービスが発展するのか注目。
 いや、もう単純に面白いから...やってみて...;)

2005.09.18

動物公園に行く

Futa2もうブームは終わってしまった、あの風太がいる動物公園に行く。人間の勝手につきあわされてか、ちょっと疲れ気味...かな。不機嫌に見えた。もちろん、立つ気配さえなし。  この動物園、山羊とか豚とか触れあうことができる場所があって、子どもにはその方がウケが良かった。もっとウケたのは併設の遊園地...ま、そんなもんです。:)

家族の風景 from the Hana-Utaalbum "“Hana-Uta”" by ハナレグミ

東京ゲームショウ...

Tgs 東京ゲームショウに行った。 報道されているとおり、次世代新マシンのユーザへのお披露目の会といった感じ。 ゲーム自体に関心が薄い、僕には、その場にいる資格がないな、そんな冷めた気持ちで、妙に冷静に周囲の熱狂した空気に違和感を持って眺める...そんな時間を過ごす。
  次世代マシン。X−Box360とPS3。確かにすばらしい。特にPS3のリアルを極限にまで推し進めた表現力は凄烈。すごい。でも、でもなんだな...この方向、袋小路じゃないか...   

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2005.09.16

ハナウタ...

なんだか、東京も一気に秋の気配。
先日、届いたハナレグミのベスト盤 DVD+CDを流している。
心地よい、自然な感じが好い。おすすめ。
「夢で会いましょう」とか、銀色夏生+大沢誉志幸の名曲「そして僕は途方に暮れる」カバー曲が素敵。
永積タカシ。さらりと歌いながら人の声の力というか、唄の力というか、感じる。うたうことが楽しくて、愛しくてたまらない感じが伝わってくる。いいな。
しばらく、土岐麻子と一緒にヘビーローテ、決定。

そして僕は途方に暮れる
Live At 東京キネマ倶楽部 2003.2.23


from the album "hana-uta (DVD付)" (ハナレグミ)

2005.09.15

ライトくん

【Via 安藤日記
わ、いいなこれ。欲しい。
Light
http://www.black-blum.com/product.html

2005.09.10

気配を伝える

もしかしたら、いつか役に立つかもしれないメモ。

気配を伝えるメディア。昔からなんとなく引っかかっているキーワード。気配が伝わる。気配を伝えるということ。そういうツールとかメディアとか。直接でない、裏側。周辺を総体で伝える。ニュアンスが伝わるとか、そんなこと。

ブログは、送り手のテキストを時系列とかで並べることで送り手の状況がぼんやりと浮かんでくる。言葉に現れないその人の”感じ”が伝わる。コンテクストを伝えるメディア。生活や考えをロギングすることでログされた以外のその人の人となりも一緒に伝わる。

言葉で表現されない・できないことが伝わる方法って、たとえばどんなもの・こと何だろう。

(未完成)

2005.09.08

写真はものの見方をどのように変えてきたか -12人の写真家たちと戦争-

shabi 最近、恵比寿に行く機会が多くて、ちょっとした空き時間を利用していった写美(東京都写真美術館)。10周年の特別企画で写美のコレクションの展示をシリーズで行っている。
 現在、開催されているのは第3部。12人の写真家たちと戦争 第3部再生 RECONSTRUCTION 。戦争がテーマというと、何となく暗く、悲惨なものを連想しがちだが、むしろポジティブな、表現の力を感ずる。抑圧されているがゆえに、研ぎ澄まされた何かが伝わってくる。そんな気がした。

今回ご紹介する12人の写真家たちは、戦争という受難と向き合い、時に苦悩し、自分自身の表現方法を模索していきました。ある者は、不本意な気持ちを押し 殺しながらも無言の抵抗をし、写真を撮ることができる唯一の場所に身をおき、ある者は中央の喧噪から遠ざかり、時が過ぎるのをじっと待ちました。また、あ る者は戦争という衝撃的な体験を自分の表現の原動力として昇華し、写真家となる決意をしていったのです。【写美HPより

 何より...いまから、50年前の日本人が、とても美しいことに驚いた。姿勢が良い。表情がよい。かっこいい爺婆、貧しそうだけれども生き生きとした表情の子供達がそこにいる。おすすめ。
 第3部は、あと3日で終了する(~9/11)。週末にいかが?

2005.09.07

あ、今気づいた...

夏も終わりだというのに...
ことしもムシバム...2005やってたんだ...。

ムシバム基本ルール。

  1. 群馬にある長嶋家の山小屋の室内で、虫の写真をとる。
  2. 奇麗な虫を探さない。
  3. 上手に撮ろうと無理しない。
  4. 撮った虫のことをなるべく調べない。分かろうとしない。

いいでしょ。このルール。素敵。
直木*1 芥川賞作家、長島有さんのブログの使い方。

*1 どうも、いい加減で...いかん _o_

2005.09.06

Typepad1.6Jリリース...9月12日〜

Sixapart社のTypepad1.6日本語版の発表会が本日行われた。
 9月12日にsixapart社のtypepad.jpサービスを皮切りに、ブログ人を含む国内18社の各ライセンシーが順次対応していくことになる。別のサイトで米国版のTypePadを使っているので、一足はやく1.6の機能は試しているのだが、今回のリリースでは日本が世界に先駆けてモブログ・携帯の機能強化を行うそうで、今から楽しみ。

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2005.09.05

ハリケーン Katrina

先週、米国を襲ったハリケーン・カトリーナ。Katrina

ワシントンポスト紙のカトリーナを伝える写真集。

これが アメリカであるということ、ちょっと驚きだ。
甚大な被害をもたらしたハリケーン・カトリーナ。

もう一つ、これは主にアマチュアが投稿したFlickrのタグから。

募金活動も様々、行われている。

Donate to the Red Cross
多くの犠牲者に合掌。

尚、こういう災害に乗じてフィッシング詐欺もあるようなので注意

P.S.
 つい忘れがちなんだけど...
 ちょっと前におこった大災害...まだ復興支援は続いている。

最近、「暇です」と、言い過ぎる件に関して

 人に会って、最近どう?とか聞かれると...「暇です。」とか、いつも答えていたら、それが口癖になっていることに気づいた。
 以前ほど時間に追われている訳でもなく、少々、時間を持て余し気味なのはそうなんだけど...。お仕事は、可もなく不可もなく...淡々と進められている...与えられたリソースの範疇で、最大限、好い方向に動けているはずだ ;)
 で、欲張りな僕は、なんとなく、これじゃつまんない、刺激が足りないって感じてしまって...それで「暇です」が口癖に。最初は洒落で聞いてもらえたけれど、ちょっと続けるとネガティブで自虐にしか聞こえない。イカン、これはイカン。
 つまらないとか刺激がない、なんていう前に、刺激を作ったり、楽しいことを見つけないと、ね。受動じゃなく能動、動くということ。
 このまま停滞すると、ほんとに「暇な人」になってしまう。...ちょっと、危機感をもった。...ので、今の気持ちをメモ。


 振り返ると、先月8月は、この場にエントリー一個。
 げ、暇とかいってる間にもっと書けよ>自分。
 つーことで、これから、少し余裕ができた中でいろいろと考えてきた/いることをつれづれに書いていこう...と想う。

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