« あ、今気づいた... | Main | 気配を伝える »

2005.09.08

写真はものの見方をどのように変えてきたか -12人の写真家たちと戦争-

shabi 最近、恵比寿に行く機会が多くて、ちょっとした空き時間を利用していった写美(東京都写真美術館)。10周年の特別企画で写美のコレクションの展示をシリーズで行っている。
 現在、開催されているのは第3部。12人の写真家たちと戦争 第3部再生 RECONSTRUCTION 。戦争がテーマというと、何となく暗く、悲惨なものを連想しがちだが、むしろポジティブな、表現の力を感ずる。抑圧されているがゆえに、研ぎ澄まされた何かが伝わってくる。そんな気がした。

今回ご紹介する12人の写真家たちは、戦争という受難と向き合い、時に苦悩し、自分自身の表現方法を模索していきました。ある者は、不本意な気持ちを押し 殺しながらも無言の抵抗をし、写真を撮ることができる唯一の場所に身をおき、ある者は中央の喧噪から遠ざかり、時が過ぎるのをじっと待ちました。また、あ る者は戦争という衝撃的な体験を自分の表現の原動力として昇華し、写真家となる決意をしていったのです。【写美HPより

 何より...いまから、50年前の日本人が、とても美しいことに驚いた。姿勢が良い。表情がよい。かっこいい爺婆、貧しそうだけれども生き生きとした表情の子供達がそこにいる。おすすめ。
 第3部は、あと3日で終了する(~9/11)。週末にいかが?

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.blog.ocn.ne.jp/t/trackback/878/1917290

Listed below are links to weblogs that reference 写真はものの見方をどのように変えてきたか -12人の写真家たちと戦争-:

» 都民の日に美術館 from 恵比寿プロデューサー日記
 10月1日は「都民の日」東京都の施設は入場無料。 夕方仕事の合間に恵比寿にある東京写真美術館にいってきました。 こんなにちかいところに美術館があるのは最高です。 改めて感謝。 展示は10周年企画「決定版!写真の歴史展 10周年記念特別コレ...... [Read More]

Comments

Post a comment

Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.

Recent Trackbacks