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2009.10.25

撮る喜びを感じる:「画質が変えるデジカメの未来」キヤノンPowerShot S90 ブロガーミーティング

20日の夕方、前から楽しみにしていた「画質が変えるデジカメの未来」キヤノンPowerShot S90 ブロガーミーティングに参加してきました。すぐにブログ書こうと思っていたのですが、今回お借りしたPowerShot S90、撮るのが楽しくて ;) 少し遅れ気味の最初のエントリーです。

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いままで様々ブロガーイベントに参加しましたが、いつも思うのは実際にその製品に携った方々の一生懸命さが伝わってくることがとても面白いということ。今回も同様、開発担当の方、マーケティング担当の方、デザイン担当の方、それぞれお話しを聞きましたがそれぞれ、この製品に関して熱い思いがあること伝わってきました。プレゼンと質疑応答、そしてタッチアンドトライへ。下記は質疑応答の模様です。PowerShotとIXYのラインアップの違いはどこにあるのかという質問に答えるキヤノンの岸谷さん。

私のファーストインプレッション。確かに、このキヤノンPowerShot S90 は、ハイエンドコンデジとしてとても良くできていておすすめってこと。

私が一番気にいったのはレンズ周りに取り付けられたコントラーラーリング。これが実にいい感じ。設定モードによって、Avモードであれば絞り、Tvモードならシャッタースピード、Autoであればステップズームと一眼のズームレンズを操作しているように各種設定を変更できます。ステップズームの画角(28→35→50→85→105)がカチカチと変る感じは、撮っていてじつに楽しくなります。一眼のレンズとかでも取りいれたらいいのにと思いました。操作する楽しさを倍加するツールとしてのコントロールリング。これはすばらしい発明だと思います。◎

もうひとつS90の素晴しいところは、明るいレンズ。このコンパクトな筐体でf2.0の明るさを実現しています。ローライトモードでは、ISO320~ISO12800の間での高感度撮影が可能になり、いままでのコンデジでは不可能だった暗い、たとえばロウソクの明かりだけしかないような状況でも被写体を捉えることができるようになりました。レンズを明るくすることで様々、撮影の幅が広がります。シャッター速度しかり暗がりしかり…それによってブレにも強くなりました。

ろうそくのあかりだけの会場で試してみたのがこの写真。自動で開閉するいい感じなストロボの出番もこれでは減るかも…。いやむしろ撮る機会が増えるということだろうな。これも暗いまま、みたままを写しだしています…。

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会場から見たガラス越しの夜景も撮ってみましたが、実にみたままキレイに撮ることができました。

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描写力というか目に映ったそのままを忠実に画面に再現するということに関してキヤノン製品はとてもよくできている、そんな印象があったのですが、今回、この製品に触れてそれは間違っていないことを確認しました。この小ささでどんな場面でもきちんと記録する。で、さらに起動がとても速く、記録も待たせない。基本的なしかし実に大事な部分をきちんと作っている。ほんとうに素晴しい。さすがキヤノンです。

ただ、小さい故かホールド感がいまひとつ…ここは致し方ないところかな。慣れもあるのでしょう。むしろ撮ることの楽しさを教えてくれる良きカメラだと思います。ひと月ほど貸していただけるということなので、もう少し使ってみて、再度レポートしたいと思います。楽しみ。

"Canon デジタルカメラ Power Shot S90" (キヤノン)

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