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2008.09.20

はたらくおじさんたちはやっぱりおもしろかった。:Sony dealer Convention 2008

IMGP5034.jpgSony dealer Convention 2008、先週土曜日のイベント。昨年、始めて参加させていただいて、働くおじさん達に魅了された私。今年も期待して会場へ。セミナー形式で製品・サービス毎のお話を伺う形式。一日、働くおじさんたち(じゃない若い方もいましたけどw)の講義をうけた。やっぱり、働くおじさんはおもしろい。おじさんの思いが強ければ強いほど、製品やサービスへの思いがこちらにぐっと、伝わってくる、そんな気がした。

印象に残ったことをメモ。

ひとつはアプリキャスト。ブラウン管TVが故障して、我が家にブラビアがやってくる前日で、それまでよく知らなかったアプリキャストのこと、ちょっと聞いておこうか程度で、それほど期待してなかったんだけど。熱く語る岡本さんのプレゼンにいつのまにか引き込まれていた。

ブログのサイドにウィジェットというのは、もう当たり前になりつつあるけど、アプリキャストはいわばテレビ���ウィジェット。ブライビアのネット対応TVでリモコンから呼びだせば、画面の右側に天気とかニュースとかアプリに応じて情報を表示できる。サービス的にはまだまだだけれども、100人に1人が注目するようなアプリがぞくぞくと登場するような状況を作りだしたい。ニッチでも集まることによって力になる。岡本さんは言う。SONYのネット対応のブラビアという限られた市場ではあるが、それでも大きな市場であることは間違いない。

IMGP5106.jpg Sony dealer Convention 2008が終了して数日後、大きな発表があった。アプリキャストは従来、開発元からの提供だったが、これをユーザがアプリキャストを開発するオープンなアプリーションプラットフォームになった。TV初。TVとネットというと日本独自仕様のBMLとか、TV界独自の文化を作っているような状況。そのなかで、Javascript + XMLな環境を1企業であるが世にだしたことはとても大きなことだと思う。実はセミナーの中で社内の有志が作ったアプリをいくつか見せていただいた。たぶん様々な理由で正式に世に出ることはないかもしれないけれど、これは楽しかった。内容は言えないけど、もう、ほんと家のブラビアにずーっと置いておきたくなるアプリ。同じようにワクワクするようなものがユーザの手から登場するのを期待している。それが、この写真のスライドの問いへの答になるかもしれない。

IMGP5053.jpgさて、印象に残ったもうひとつは吸盤。吸盤に携って3年、SONYのカーナビnav-uのピタッと吸盤の開発者川端さんが、ピタッと吸盤の秘密をお話ししてくれた。ダッシュボードに貼りついて離れない吸盤の開発。素材と形状。量産のし易さのための工夫等々、様々な知恵が詰っている。たかが吸盤されど吸盤。開発装置の色もnav-uカラーのオレンジにしたことなど、細部へのこだわり、ものを作ることの楽しさと同時に大変さが伝わる。独自に吸盤開発部門を持つ競合はないと言ったときの川端さんの誇らしい笑みが印象的だった。

他にもたくさんの働くおじさんたちに会えて、とても満足。SONY好感度アップの一日。来年もいけたらいいな。
Sony Style(ソニースタイル)

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