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2006.07.21

単なる飲み会でお話したこと:メモ

本日は、恒例のN社つながり、「単なる飲み会」に出席。うだうだと、雑談。

ビール一本に含まれる広告費というものは、いったいどのくらいなんだろうか。
半分が広告費に費やされているとしたら、それを1/3にする。減った分をうまいビールを作ることに費やす。それを実現することがネットの可能性ではあるまいか。

良いものが、必然として売れた時代から良いものもだめなものもその存在を知らしめることで売る時代へ。作り手が良いものであるということを買いたい相手に知らせなければ、ものは売れなくなった。広告代理店あるいはマスメディアはそこをつなぐ仕組みを取り仕切る。その大枠はここ何十年、変わってない。

ネットは、その売り手と買い手を繋ぐという仕組みをより容易に実現する。仕組みはできた/できるのだ。ただ、いまのマスメディアの仕組みの中で動いているモノの流れを、その可能性によってどこまで変えられるのか。そう簡単ではないのだろう。既得権と大枠の慣性でマスメディアは生き残り続ける。しかしながら伝える、繋がることにコストをかけるより、まず、モノを作る、クリエイティブにお金をかける。その方が健全なことは確かだ。

 良いモノでも売れない状況から良いモノを作れば売れる、そういう至極当たり前な状況へ。そこを実現するためのネットワークの使い方。そういうことを、ぼちぼち考えていきたいねぇ...なんて、そんな話をした。というメモ。

2006.07.19

お疲れ様でした。>ブログ神

平田さん お疲れ様でした。

 すでにご存じの方もいるかと思いますが、ブログ神;平田さんがSix Apartを退職されました。顧問、一株主としてSix Apartとは関わりを残すというということではありますが、一つの区切りをつけられました。

 2年と少し前のブログ人の立ち上げのドタバタの中、いつも冷静な平田さんに何度となく助けられたこと想い起こしています。我々にとって平田さんは、まさに神様でした。ある意味、我々の悪ノリで平田さんをブログ神に祭りあげるw、いやブログの神様にブログを教えてもらうという読み物企画「ブログ神に聞け」を立ち上げたときも快諾していただきました。その後も、折に触れ、様々、PRに協力していただきました。本当にありがとうございました。

 当時、「5年も経てば、このプロジェクトに関わる人も随分変わっているでしょうね」なんて話をしたことがありましたが...。もっともっと早く世の中は動いているようです。
 すでに私もブログ担当を離れ、当時を知る担当も全体から見るとわずか....。
 日本でブログというサービスがどう受け入れられるのか、全くわからない状況から、いまや、ブログは生活の中で一般的に語られて、もはや消えることはないこととして認知されています。そしてその状況を作ってきたのは、平田さんを初めとしたパイオニアがいたからこそ。そこに少しでも関われた私は幸せでした。本当にありがとうございました。

 平田さんの抜けた後のSixApart、ブログ人の発展にも期待しつつ、次に神が我々に何を授けてくれるのか...ワクワクしながら、その次を静かに待つことにします。 期待してるんだから 


 それにしても、周辺では退職とか転職とか今年に入って多いなぁ。あの人もあの人もあの人も...。そういうタイミングって重なるのかも知れませんねぇ...え、あの方も...

2006.07.17

残念なこと

 本当に残念なことがあった。ブログ人が始まって以来、密かにRespectしていたブロガーのsoroさんのブログ「No Blog No life」がブログ人から消えてしまったのだ。   ISDNからADSLへの乗り換えの過程で、回線の廃止、新設という手順を経たためにブログ人のシステム上の仕様でブログのデータが削除されてしまった。というのが原因だという...なんとも...。

 ブログ人を開始させた当初からNoblogNolifeの日々の生活を語るsoroさんの生き方に感銘を受けてきた。僕がブログ人というサービスに関わって、一番うれしかったのは、soroさんのような、思ったことを思ったように淡々と生活をつづる、そういう素晴らしくて、実は、なかなか難しいことをとても軽やかにこなしている幾人もの人たちに出会えたことだった。

その中でもsoroさんは、前向きで70歳を超えたとはとても思えぬ若々しい活動ぶりに、将来の自分の密かな目標でもあった。

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2006.07.02

Macbook トラックパッド・ボタンの不調

Macbook購入後、どうもトラックパッド・ボタンの反応の鈍さが気になっていた。しばらく使っていて、どうしても気になり始めて、電話サポートに状況を説明したところ回収、修理ということになった。先週の月曜の夜に回収されて戻ってきたのが水曜日の夜。トップカバーの交換ということで、かなり快適に使えている。応対もきちんとしていて安心した。で...
 私のように四隅を押しても全く反応しないというケースは、まれかもしれないけれど、トラックパッドの反応が鈍いという現象はどうも少なくないらしい。私の周りでもよく聞いている。
 そこで見つけたのがこの方法。名付けて折り紙ソリューション。
【via ibloggedthis
An Origami solution to the Apple MacBook TrackPad “squishy” Button Problem

177858223_cbb0cddfd7_m やり方は、上記のエントリーを見ていただきたいのだが、3ミリほどの幅で10センチほどの帯を織り込んで作った、小さな折り紙クッッション(左図の青い5角形)をトラックパッドボタンとケース(電池)の間に挟むというやり方。なるほど、調節もできそうだし簡単かも。

修理に出すほどではないけれど、なんとなくおかしいなんて思っている方は、試してみるのもよさそう。当然ながら自己責任で...。

共有の財産にする:HIVE クリエイティブコモンズの使い方

【via PICSY BLOG
Hive 先日、大幅なリニューアルを終えたICC
鈴木さんのBlogのエントリーで気づいたのだけれども、過去のイベント等の映像アーカイブをクリエイティブ・コモンズライセンスで公開している。
ライセンスの中身は下記。映像をダウンロードして、非営利なら加工して再配布することも可能(ライセンス条件はきちんと読むこと w)
Somerights

これは、とてもいい感じな試み。こういうのは様々、広がって欲しいな。企業とかが抱えている社会に還元できるコンテンツは、数多くあると思う。著作権の侵害とか保護という観点よりも、有益な知、創造物を社会に有効に使う、広げるためにどうするのか、そういう観点からものを生み出した権利を考えることはとても大切なことだと思う。個人、個人の共有の財産としてのアイデア、創造物、それをどう育み、広めていくか...お金の流れも大切だけれども、そこを考えていかないとね。つまらない。

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