先日、anobarと一緒に届いた iPhonegrapher、@sasurau 三井公一さんの素晴らしい写真集。
タイトルからわかるように、写真はすべてiPhoneで撮られていて、加工(現像)もiPhoneで行われています。普通のコンデジよりも性能的に劣るiPhoneから生み出されたその作品は全くそのことを感じさせないすばらしいものです。三井さんが写真に添える言葉がまた心に染みて、おすすめの一冊。
三井さんがPosterousというスタートアップのBlogサービスを使った写真サイトを立ち上げた事を知ったのが一年ほど前。三井さん、流石、素晴らしい写真だなんて思ってたのが、実はすべてiPhoneで撮っていると気づいた時は、ほんと驚きました。
今では、最初のころよりも投稿が増えほぼ日刊となったブログからの投稿通知で作品を鑑賞するのが一日の終わりの日課のようになっています。
その後もそのブログが様々海外で紹介されたりして、秋にはiPhonegrapherと言うカテゴリーで世界でも屈指の写真家としてスペインで写真展が開催されるそうです。すばらしい。
いま、その作品を写真集という形で手にとって、iPadを傍にそのブログを見返す作業をしながら、こうした積み重ねと蓄積が読み手に伝わる何かを創り出しているに違いないと、これがプロの仕事なんだなと、そんなことをぼんやり考えたのでした。
で、伝えるものを持つプロにこのような仕事をさせてしまうiPhoneというガジェット、怖るべし。 ;)
この写真集の発刊に合わせて、京橋 island Galleryで三井さんの写真展が開かれています。15日まで。これも必見。iPhoneで撮られている云々はどうでもよくて;p、三井さんの写真の良さが伝わるはず。なんて私もまだいっていないので、いかなくては...
前回の写真展で三井さんに教えて頂いたバスを使ったブラリ写真ウォーク。今日から夏休みなので、ちょっとやってみるかなぁ;)
写真集の最後の言葉 『死ぬまで歩こう。 さすらうのだ。』ああ、かっこよすぎ;)
さて、カメラを持って外に出て見ようか。 Posted from my iPad