« 母の日、母からの手紙。 | Main | 折りたたみBlueTooth KeyBoard届く。 »


2010.05.09

マインドマップを操る:iMaindMap Ver.4

iMindMap.jpg縁あって、iMaindMapProのMac版の最新バージョンVer.4を無償で手に入れる機会を得た。
とあるブロガーの集りがあり、その日はなんだかものすごくツイてたらしく、遅れて着いて、たまたま始まったジャンケン大会でなんと最後まで勝ち続けてしまったというわけだ。なんというラッキー、提供していただいたイーフロンティアさんに感謝。

ということでiMaindMapProVer4をひと月ほど、仕事とかアイデア出しとかの局面で使ってみた感想とかを書いてみる。
一応、前置きしておくと、自分はマインドマッパーとしては初心者で、昔から存在は知っていて、トライはするけれども、いつもなが続きせず、想い出した時に使うというグータラな使いかたをして、正しい使い方ができているかどうかさえ怪しい…、極めて勘所を抑えないことになるかも知れず、その辺りはご容赦の程…。

で、そもそも、マインドマップは、トニーブザンという方が提唱した図解表現技法のひとつ。日本でも様々な書籍や雑誌で紹介されている。PCでのサポートツールも多くあって、その中でこのiMaindMapはトニー・ ブザンが公認する唯一のソフトウェアツールだ。

いままで、FreeMindとか、この手のはツールは様々試してきたんだけど、どちらかというとツリー構造を作成���ることがメインのツールが多かった、でもこのiMindMapは違う。流石にブザン認定というだけあって、本物のMindMapを作成するためのツールに仕上がっている。こんな感じ。(via http://www.imindmap.jp/)


PCを使っていても手書きの感覚で線が書ける。いや、絵とか得意ではない自分でもマインドマップぽい図が簡単に描ける。ドラッグ&ドロップで豊富にそろったアイコンやイメージを加えていける。楽しくなるくらい。そう、マインドマップの基本ルールの最後が「楽しむ!」ってことなんだけど、まさに楽しんでマインドマップを作成できる、そこを目指しているところが、このツールの良さだと思った。

いままでそれほどのイメージとか自分で絵を描くということをせずにマップを作成してきたのだが、確かにイメージを書かないまでも、選んで置いていく操作だけでも、マップの効果が違う気がした。想像力を使うというか発想を生み出すような局面では、一見無駄に見えるイメージを添えることが実は意味があると体感できた。そのあたりは、マインドマップ手法の効力ってことなんだろうけど、そのあたりの重要性を意識してツールが作りこまれている。流石、唯一の公認ソフトウェアだ。:)

ただ、まだまだ改良の余地はありそう。最初のうち、Win,mac両方を供えるツールにありがちwな、Mac的でない操作感に戸惑ったこともそうだし、価格がやはり個人で購入するにはまだ高価だろう。で、そうした人には6300円のダウンロード版もあるので、まずはこちらで評価するというのもよい。ブランチの展開収縮、ファーカスインといったプレゼン機能などがないが、マインドマップを書くだけであれば十分な機能をそなえている。win,Mac両方バンドルされているのもポイント。

あとは、やはりこの手のツールは、より操作が直感的なタッチパネルを持ったガジェット、そうiPadのようなもので実現して欲しいと思った。キーボードやマウス経由では、どれほど作りこもうが、直感的な操作には無理がでる。iPhoneじゃ小さすぎだし、やはりiPad的なガジェット上で動くiMaindMapを触ってみたい。

機能を限定したものでも十分効果的だろう…iPad版に期待。

Recent Trackbacks