« September 2009 | Main | November 2009 »

2009.10.25

撮る喜びを感じる:「画質が変えるデジカメの未来」キヤノンPowerShot S90 ブロガーミーティング

20日の夕方、前から楽しみにしていた「画質が変えるデジカメの未来」キヤノンPowerShot S90 ブロガーミーティングに参加してきました。すぐにブログ書こうと思っていたのですが、今回お借りしたPowerShot S90、撮るのが楽しくて ;) 少し遅れ気味の最初のエントリーです。

IMGP7187

いままで様々ブロガーイベントに参加しましたが、いつも思うのは実際にその製品に携った方々の一生懸命さが伝わってくることがとても面白いということ。今回も同様、開発担当の方、マーケティング担当の方、デザイン担当の方、それぞれお話しを聞きましたがそれぞれ、この製品に関して熱い思いがあること伝わってきました。プレゼンと質疑応答、そしてタッチアンドトライへ。下記は質疑応答の模様です。PowerShotとIXYのラインアップの違いはどこにあるのかという質問に答えるキヤノンの岸谷さん。

私のファーストインプレッション。確かに、このキヤノンPowerShot S90 は、ハイエンドコンデジとしてとても良くできていておすすめってこと。

私が一番気にいったのはレンズ周りに取り付けられたコントラーラーリング。これが実にいい感じ。設定モードによって、Avモードであれば絞り、Tvモードならシャッタースピード、Autoであればステップズームと一眼のズームレンズを操作しているように各種設定を変更できます。ステップズームの画角(28→35→50→85→105)がカチカチと変る感じは、撮っていてじつに楽しくなります。一眼のレンズとかでも取りいれたらいいのにと思いました。操作する楽しさを倍加するツールとしてのコントロールリング。これはすばらしい発明だと思います。◎

もうひとつS90の素晴しいところは、明るいレンズ。このコンパクトな筐体でf2.0の明るさを実現しています。ローライトモードでは、ISO320~ISO12800の間での高感度撮影が可能になり、いままでのコンデジでは不可能だった暗い、たとえばロウソクの明かりだけしかないような状況でも被写体を捉えることができるようになりました。レンズを明るくすることで様々、撮影の幅が広がります。シャッター速度しかり暗がりしかり…それによってブレにも強くなりました。

ろうそくのあかりだけの会場で試してみたのがこの写真。自動で開閉するいい感じなストロボの出番もこれでは減るかも…。いやむしろ撮る機会が増えるということだろうな。これも暗いまま、みたままを写しだしています…。

IMG_0022

会場から見たガラス越しの夜景も撮ってみましたが、実にみたままキレイに撮ることができました。

IMG_0035

描写力というか目に映ったそのままを忠実に画面に再現するということに関してキヤノン製品はとてもよくできている、そんな印象があったのですが、今回、この製品に触れてそれは間違っていないことを確認しました。この小ささでどんな場面でもきちんと記録する。で、さらに起動がとても速く、記録も待たせない。基本的なしかし実に大事な部分をきちんと作っている。ほんとうに素晴しい。さすがキヤノンです。

ただ、小さい故かホールド感がいまひとつ…ここは致し方ないところかな。慣れもあるのでしょう。むしろ撮ることの楽しさを教えてくれる良きカメラだと思います。ひと月ほど貸していただけるということなので、もう少し使ってみて、再度レポートしたいと思います。楽しみ。

"Canon デジタルカメラ Power Shot S90" (キヤノン)

2009.10.12

Twitterで変える世界:「ツイッター140文字が世界を変える」

Amazonで予約していたコグレマサト+いしたにまさき コンビの2冊目の著書が、ようやく我が家にも届きました。「ツイッター140文字が世界を変える」。

INDX7098.JPG

前著同様、親しみやすい語り口でわかりやすく、しかも深くツイッターの意味するところを解き証してくれます。ツイッター、Twitterってなに?って方にはもちろん、Twitterプラットホームが意味するところをちょっと想像してみたい方とか良き指南書になっていると感じました。

特に私が、おお!って思ったのは最後の方で「メガ日記」を紹介しているところ。流石です。あの試みは近年のネットにおけるコミュニケーションを語る上で絶対に抑えておかなくてはいけない重要なトピックだと思います。まさにTwitterが具現化した世界はあのときに見えていた世界なんだと…。

ちょうど14年ほど前、勤務先でコミュニケーションツールに関する研究会を主催したことがあって、その最初の講師がメガ日記の仕掛人、八谷和彦さんでした。当時の研究会の冊子が残っていて、いまそれを読んでいたらメガ日記について、八谷さんがこんなことを言っていました。

 

「たくさんの人が参加して、何かをシェアしたりとか、エスクチェンジしてったり、スワップしたりするんだけど、それをすごくロング・タームでやることによって、結果的にすごく人のものの見方に影響を与える、みたいのをやりたかった。そこで、一つルールをメイクすることが重要だと思ったんで、一応、メガっていうので、100×100×100っていう、最初は100人、100日、あと100ワード位の日記で、というので始めたんです。」

これまさに、Twitter…:)。

Twitterだけで世界を変えられるかというとそんなことはないし、この本でもそんなことは言っていません。でも、本書に書かれているように「情報を出し続けると生活が楽しくなる」のは真実だと思うし、それで、自分を含めて周辺が変って見えてくることは間違いのないこと、私が体感したことでもあります。そうした「結果的に人のものの見方に影響を与え」ることで、すなわち、世界が変わって見え始める…、それがまさに本書のタイトルの世界を変える意味、なのかもしれません。

様々なツールやサービスがこの先出てきて、僕らの生活を変えていくだろうと思います。ブログの登場が個人の情報発信の仕方を大きく変えてTwitterとかが、さらにその敷居を低くし、情報発信の方法を多様化させていくのでしょう。ブログが登場したときに考えていたエントリー単位、さらに小さな単位のコンテンツが流通する世界を具現化したTwitter。ただそれを動かしているのは「人」であり我々だということ、本書でも繰替えし述べられているこのことこそ、忘れてはいけないのだと思いました。Twitterが変えるのではなくて、 Twitterで変える世界。

Twitterもブログや他のコミュニケーション媒介サービスのひとつに過ぎません。それらを選択して使うのは私たち。乗り遅れないようにとか何を使うか考えるよりも、その使い分けとか選択の仕方が、これから先とても重要なことになっていく気がします。人に伝えるための媒体を選ぶ技術のようなこと、リテラシー…。

そうしたリテラシーを磨くためにも、Twitter未体験のかたは、是非、本書を手にとって、いまネットで起っていることTwitterが起している世界のことを知って欲しいし、新しいコミュニケーション・メディアを体験して欲しいと思います。Twitter体験者の方にも、いろいろ効く言葉、トピック満載で、新たな発見があること間違いなしです。おすすめ。

2009.10.04

散歩してきた、with VitaminWater

とてもいい感じな天気だったので、近くにカメラもって散歩。

20091004-IMGP6855

お供は先日、いちるさんから届いたこれ。
前にいただいて、すぐに紹介しようとしたら、
子供に早速、飲まれてしまったのでした。:)
だから、今回は届いてすぐに撮影会。

20091004-IMGP6865

緑にきれいな黄色が映えます。

20091004-IMGP6858

芝生にごろごろ。

20091004-IMGP6892

d-fence(赤) をゴクリ。爽快。
なにやらいろいろ機能がプラスされて、
しかも、天然!
カラフルでおしゃれな感じ。

ここで、いまおすすめなVitaminWaterを教えてくれます。

いちるさん、Thanx.

Recent Trackbacks