さて、WiMaxモニターの続き...。MacBookAirで何とかしてUQ WiMaxを使いたい...。結論をいうとできた!しかもそれほど、難しくなく繋げることは直ぐできた。
要は、Parallelsを使ってWinXPをインストールした。あとは Windowsでのインストール同様、WiMaxドングルをUSB端子に突っ込んで指示に従うだけ。旧バージョンの場合,Air側にDVDリーダーがないために、イメージからインストールが必要だったが、最新バージョンではそこも改善されている。
ひとつ、USBを認識するときParallelsからのメッセージでMacを通してかWindowsを通してかどちらかを選ぶ場面があるが、これは Winを選べばOK。
で、これだけだと Mac使いにとっては厳しい。なぜなら、Windowsの中だけでしか通信ができないからだ。Mac環境では通信を別で確保しなければならない。これはいただけない....。なんとかならないものか…。ということでいろいろ探したところ、解決策が見つかった。
仮想Windowsマシン(Parallels)に接続されたUSB通信カードのインターネット接続をブリッジしMacで利用するという方法。元ネタはVMWare-act2のテクニカルノート:仮想マシンのモバイル接続をMacで利用する方法 VMWare2.0を念頭に書かれているが、Parallelsでも多少の読み変えで問題なく設定できる。読み変える部分は(3)の部分、 元ネタではイーモバイルのダイヤルアップを想定しているので、そのような書き方になっているが、その部分をWiMaxでの設定に置き換える。Win側のインターネットを共有するという設定なので、対象がWimaxが使うTCP/IPで共有するに変わるだけだ。
これで、Parallelsでも同じ方法でWin用のネット接続機器を使うことができる。一応、手順。( 上記エントリーを見ながら設定すればOK)
(1)Macのネットワーク有効化・AirMacのネットワーク作成でアドホックネットワークを作る
・使用するプライベートアドレスを設定し、ルーターに仮想マシンに割り当てる予定のIPアドレスを設定
(2)仮想マシン(Parallels)のIP Address設定
・ブリッジネットワークでデフォルトアダプタを使用
・(1)で設定したIPアドレスを設定
(3)仮想マシンでのネットワーク共有設定
・ UD01 XX WiMax ...のネットワークプロパティでネットワークを共有化
(4)MacでのDNS設定
・上記の設定の過程で得た仮想マシン上のDNSをマック側に設定(この設定は通常の設定とは別に保存しておくと良い)
上記の手順に従い設定すると見事、Wimaxの接続をMac環境でも使用できるようになるはず。セキュリティ設定、ファイアウォール設定とかマシン環境に依存して変更すべきところはあるかもしれない。
いろいろ複雑だが、一旦設定してしまえば、後は、マック側のネットワーク設定を変え、接続をツールを起動するだけ。簡単。 こんな感じでMac環境で違和感なく使えている。
少しづつ使い初めているが、やはり最大の問題はエリアの問題。まだまだ、試験トライアルということでエリアが限られるようだ。ただ、通信状態のよいエリアでの使用は非常にいい感じ。明らかな速さを感じる。
もう少し使いこんでみる。
p.s.
私がモニターしているのはNECアクセステクニカ社製だが、もうひとつ別なアクセスモジュールを発見(下記写真の上)