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2009.03.29

美味しい咖啡を淹れる:サントリー トピックス「復活の香り」を楽しもう! ブロガーイベント

ドタバタして先て、記事を書くのが遅くなってしまったのだが、週月曜日日、サントリーが初めて開くノンアルコールのセミナーイベント『「復活の香り」を楽しもう!』に参加させていただいた。

SANY0018セミナーの講師はサントリーグループのコーヒー焙煎会社(そういう会社があるということに驚いた)であるサンカフェの三橋守男さん。

ブラジルのサントス商工会議所が認定する珈琲鑑定士を初めさまざまな国の珈琲鑑定の資格を持っている日本の珈琲プロフェッショナル。


珈琲を語る三橋さんはとても落ち着いた話しぶり、なんでも聞いてくださいといった面持ちで自信に満ちている感じ。植物であるコーヒーの話しからはじまり、コーヒーを作る過程、その美味しさの特徴をわかり易く説明してくださる。

コーヒーの原種に出会ってその美味しさに驚き、その美味しさを「復活の香り」として製品化するまでになんと8年かかったこのプロダクトに掛ける想いが淡々とした話の中からも伝わってくる。

ひととおりコーヒーの知識を学んだ後は実践編。ペーパードリップとコーヒープレスを使った美味しいコーヒーの淹れ方を学ぶ。こんな感じ。

       

ペーパードリップの淹れ方の最大のポイントは、焦らず、ゆっくりと抽出する、ということ。

この後、自分でも淹れてみたのだが、せっかちな私が淹れた珈琲はいわゆる雑味が���てしまい、じっくりと淹れた珈琲に比べ、ガツンと嫌な刺激が残る味になってしまった。飲み比べると非常に良くわかる。急ぎ過ぎたり、雑に淹れると、文字どおり"雑"な"味"になること、よくわかった。

続いてコーヒープレスでの淹れ方の実践。ペーパードリップ同様、20秒ほど蒸らしてから、のの字を描きながら容器のベルトの下あたりまでにお湯を注ぎ、15秒後スプーンで中を10 回程かき混ぜる。2分後にも同様、中を混ぜて...

       

こんな感じで最後にぐーっとプレスし、粉がすべて落ち終るまで見届けて、終了。手順を踏めば、誰がやっても味は変わりそうにない。

豆の味をきちんと出してくれるという意味でコーヒープレスをお勧めしたいと三橋さんは仰っていた。僕はどちらかというと、ペーパードリップ派。 お湯を注ぐ過程が楽しいというのが理由。あと、どうしても 粉っぽくなるのと、機器を使うと掃除が面倒だからだ。でも、「面倒」が美味しく飲むための最大の敵であることを、この実践を通し体感した。

じっくり、時間をかけて、愛でる。手間をかけて、珈琲を愛して、美味しくいただく。

この後、「復活の香り」シリーズの飲み比べ。三橋さんら開発陣が8年かけて作りだした「復活の香り」。世界各地を巡り探しだした5種類の限定生産された豆をサントリーの持つ「発酵」という技を用いて、それぞれの生豆、目指す香味に応じた処理を施す。そうした手間暇をかけて出来上がったのが、爽やか酸味ブレンド。オリジナルブレンド。ふくよかコクブレンド。香りのデカフェブレンド。の4ブレンドだ。

SANY00384商品とも香りよく、すっきりとした、素直な正統派という感じ。それぞれの個性が飲み比べすると良くわかる。基本、どれも美味しい。香りとほのかな甘さ。思わす、笑みがこぼれる。至福の時。

4つの中から選ぶとしたら、深めのロースト好きな私なので、ふくよかコクブレンドか...いや、朝に似あいそうな、爽やか酸味ブレンドも…いや、やはりオリジナルも捨て難い…。難しい。


開発者の三橋さんは、意外にもデカフェブレンドが一押しだそうだ。デカフェ(カフェインレスコーヒー)は、生豆を水を浸してカフェインを除去する過程で、大切な香りも奪われてしまい、そこが日本とかでは一般的ではないひとつの理由。今回は風味を落さずにカフェインを抜くことに成功したという。確かに普通の軽めな咖啡。夜飲んでも眠れなくなるということもない。

要は結論はどれも個性があり美味しいといこと。一袋150g1500円。一杯100円。3000円以上買うと送料無料。高いかもしれないけれど、それだけ手間をかけられて作られたものであるということは、イベントを通して強く伝わってきた。ノンアルコールでも流石なサントリーって感じ。

SANY0040SANY0042 その後は「復活の香り」とお菓子のマリアージュ。私はマリアージュって何って感じだったんだけれども(恥)、要はコーヒーに良くあうお菓子ってことで、紹介されていたなかで、フレンチトーストと生ハム+コーヒーの組み合わせがいい感じだった。好き。


お土産にいただいた復活の香りオリジナルブレンドをいま飲んでいる。どうも、まだ、うまく淹れられないけど...この咖啡は、確かにうまい。それだけは確かなようだ。

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お土産にいただいた咖啡メジャー

リンク:「復活の香り」のサイト

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