いまさらだが、Plaggerを生んだmiyagawaさん発「Perl で書かれたプラガブルなメディアセンターアプリケーション」、Remedieをメインマシン(iMac)に導入した。これは素晴しい。動画用のコンテンツ収集、閲覧アプリケーション。Feedを登録すると連続して動画を再生してくれる。
家の15inchのサブ画面に登録した動画を流しっぱなしにして、好みの動画サイトをながら視聴。これはいい感じ。
現在進行中で更新が行なわれていて、3日には画面の大きさに合わせて広がるメディアプレーヤーを実現するShadowbox.js と更新情報を掲示するJGrowlに対応したリリース0.3が最新。次のリリース0.6ではiTunesのスマートプレイリストのような仮想チャネルをサポートするらしい。楽しみ。
以下、OSX leopard での導入のおおまかな手順。
あらかじめ、Xcode,Macports,git をインストール、portsを使ってp5-xml-libxmlを導入する。
sudo port install p5-xml-libxml
(参考:http://code.google.com/p/remedie/wiki/FAQ)
git によって最新のRemedieソースをダウンロード。
% git clone git://github.com/miyagawa/remedie.git % cd remedie % git pull Already up-to-date.
これで最新状態。ここからcpanを使って、Remedieが動くために必要なperlモジュールをインストールしてゆく。
% sudo cpan -i . ^すると必要なモジュールのインストールが自動的に開始されるはず。(ソースの中のREADME.mkdnを参照のこと)いろいろ 聞かれるけど、ひたすらYesで大丈夫なはず。make installまで自動実行されるが、PlaggerがインストールされていたりするとRemedieがPlaggerの環境を壊してしまうことからmake testで意図的に失敗するようになっているらしい。makeの際の出力等からモジュールが足りなくないかチェックし、もし、モジュールが足りなければ各々インストールする。(これから15分で Remedie を始めるための資料 ここのモジュールリストとかを参照のこと)うまくインストールされれば、
% perl ./bin/remedie-server.plで動作するはず。( -Ilib オプションは、先日のアップロードで不要になった:HACKING参照)ただ、DBD::SQLite のバグでエラーメッセージが吐かれるので、これから15分で Remedie を始めるための資料 に書かれている おまじない(DBD::SQLite::Amalgamationのインストール)をほどこしておくとよい。
Class::MOP::Class::__ANON__::SERIAL::59: You can connect to your server at http://localhost:10010/のようなメッセージが出ればOK。(実際はここまでくるのに、様々な方にお世話になった、みなさま Thanx!)
http://localhost:10010/にアクセスすれば初期画面があらわれる。あとは、Feedを登録するだけ。普通のBlogのRSS、Flickr,TwitterのFeedでも基本OK。動画要素が表示される。インストールはちょっと時間はかかるけど便利。おすすめ。サーバー型なので、設定すれば他のPCでも再生が可能だが、PS3での再生はうまくいかない。これは残念。PS3はMediatomb経由、PCはRemedie経由で棲み分けかな。