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2008.03.09

気づく、工夫するということ:drikin、dolipoを語る。

counter.gifdolipoの作者のdrikinがあの著名なポッドキャスティング、モダシン・ラジオに出演してdolipoに関してお話している。様々、開発秘話が聞けて、おすすめ。たかがGUI wrapperであるのに、これだけ騒がれるのは、おこがましいと言うが…。

いや、dolipoは画期的だった。

ポッドキャスティングの中で、drikinがそもそもpolipoに気づいたのは、自分のネット環境を改善していく過程だったというようなことを言っている。ユビキタスな環境ユーザ自らの欲求が発見や創作の原点になる。公開されて5年ほど経つpolipoだが、ユーザコミュニティは、いまだ活発らしい。

今を良くしたい、改善したい、新しくしたいという思いが、創造する力を生みだす。

僕は、すでにこの手のソフトウェアは役目を終えたと思っていた。ダイヤルアップの頃はいざ知らず、時代は光、速さに関する感覚は、回線速度が握っている、回線速度こそボトルネックだと勘違いしていた。まだ、やるべきことはあった。そこをdolipoの登場で気づかせてもらったような気がする。ユーザ視点で考えること、自ら使いながら考えること。その中で発見すること、気づくこと。それが大事。

もちろん、polipoが無ければdolipoは何もできない。でも、polipoに気づき、さらにその敷居を低くし、工夫してそれを世に出し、ユーザの意見を取り入れ改善していったこと、これは賞賛すべき。drikin流石。で、それが広まる支援をした、しているすべての人・コミュニティ…実にネット的な事象、いい感じ。 dolipo現象はまだまだ続く…。zs2ja.png

p.s.
dolipoを開発するきっかけ になったというdrikinやnobiさんが注目するユビキタスな環境は、さらにおもしろそう…。所謂ケータイなんてもう古いのかも…。この分野は目が離せない 。

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