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2007.12.14

亜細亜のネットの今を伝える:Ajiajinスタート!

 秋元さんを知ったのは、彼がサイボウズラボでブログを始めて少したった頃。僕が海外のブログで知った記事を書くと、それよりずっと速く、しかも的確にその記事の内容を伝えているのが秋元さんのブログだった。正直、これはかなわないなぁと思った。記事の出自をきちんと明らかにして、どこかがやっているようにその記事を丸のまま直訳してコピーするような事は決してなく、内容を正しく伝えて的確に技術やポイントを解説し、平易な文章でエントリー化する。それは人気が出て当然。その後はご存じの通り、あっという間にアルファブロガーの仲間入り。僕がリスペクトするブロガーの一人だ。

 その秋元さんとその友人が、12月13日 アジアジン:Asiajinというアジアのネットサービスを英語圏に向けて紹介するという目的のブログを立ちあげた。http://asiajin.com/

 ネットサービス関連の情報は日本において明らかに輸入超過だ。アジアにその範囲を拡大しても、情報はアメリカからこちらにやってくる構図は変わらない。発信される情報の偏りにも問題がありそうだ。日本発英語圏へというブログも多くあり素晴らしいものも少なくないが、ジャンル的にはアニメ、漫画やガジェットなど日本のサブカルチャ、外から見た日本の得意分野に偏っているようにも見える。最近アメリカで大流行wのRubyとか日本が誇る素晴らしい技術や亜細亜の人たちが関わるすばらしいサービスもたくさんあるはずだけど…。

 Ajiajinのニュースリリースより..

日本のネット業界やソフトウェアについての英語ブログは数も少なく、有名ブログと言われるものはまだ無いのが現状です。アジアジンではこの部分を埋めるべく、日本のネット業界を熟知した日本人による英語ブログでの発信を開始しました。

 まさにこうした現状を打破すべく、Ajiajinがスタートした。素晴らしい試みだと思う。日本の現状を的確な目で目利きし、英語圏に向けて発信する。日本だけでなく、他アジア諸国のネットサービスについても同様の発掘と紹介を行なっていくという。こうした活動を通じて、アジア諸国から英語圏へのサービス進出を助け、交流を促進させるという大きな目標も持っている。素晴らしいと思う。なんとか応援したい、そう思った...。
 こうした試みが長く続く試みになるように経済的にも自立した状況になること、どういう方向になるかまだわからないけれども、ビジネス的にも成功してほしい。儲けるという、ギスギスしたことではなく、続ける、運動体としてこの試みが大きな意味をなすということ、期待したい...。

 平易な英語で、とてもわかりやすそうだ。私のような英語初級者にも読みやすい。良い英語の教材にもなりそう。あ、でもちょっとぐらいの間違いとか、テニヲハの違いには、目くじらを立てないように。w まず伝えること、発信すること。楽しみだ。僕もいろんなところでPRしようと思う。

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