28日、仕事納めの日の夜、OBIIの集まりに行った。正直に言うとパネルディスカッション限界論とかあったしw、僕の周辺でもそれほど盛り上がっていなかったのでスルーしようかと思っていたんだけど、参加して良かったというのが感想。こないだのRTCの集まりよりは遙かに...(そうじゃないという方もいたので少し驚いた)
メモはほとんどとらず、パネラーの話を聞きながら、いろいろなことを考えた。進行も場所も、プロとか手慣れた人から見ると、なんだこれ、って言われそうな部分もなくはなかったけどw、それも新鮮で、そもそも限界って何?みたいな問題設定の曖昧さにもかかわらず、なんとなく、年の瀬で方向感というのか、パネラーも語りのうまい人たちがそろった所為もあるのか、3部構成の長時間という状況にも関わらず、だらだら感なく、期待していかなかったせいかw思いの外、充実していたように思う。Thanx!>OBIIの方々
3部構成でそれぞれ組織、ブログ、メディア(プラットフォーム)の「限界」(があってもなくても)の突破の仕方がテーマでのディスカッション。パネラーのメッセージはそれぞれおもしろかったが、中でも印象に残ったのが森祐治さんの「空気を読むな、発信せよ」という言葉。これは彼のCNETの連載でも書かれている事なんだけれど、昨今の状況を憂う森さんのメッセージに、至極、共感した。
空気を読む、ことは大切なことだけれども、遠慮の連鎖を生むような「読み方」はポジティブではない。何も生まない。個人が発信すること、表現をすること、そこに突破口が見えるはず。「空気を読む」ことが時代の空気になっていることは、なんだか寂しい。
それと德力さんの「仲間を作ろう」というメッセージ。仲間という閉じた空間を広げるという風に解釈したけれども、繋がること、機会を作ること、相手に対して「寛容」であること、弱くとも繋がること、広げること。これはまさに突破口になる。
発信せよとか仲間を作ろうとか、そういうメッセージに反応してしまうのは、自分ができていないところ、もやもやしているところ、まさにそう言うことなんだろう。どうもパッとしない一年だったけれども、来年はもすこし、よい、いい感じな年にしたい。
「対話と責任+寛容」というキーワードをここ十年くらい使って自分の戒めにしてきた。その言葉の意味を考えて行動に変えること、来年以降、ますます重要になってきそうな予感。ま、基本は変わらない。一人では何もできないから、仲間を増やすこと、共感を発信すること、繋がること、それを行動に変えること、少しでもできればHappy。(ちょっとポジティブに。w)