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2007.11.07

つまらない、という議論、で感じたこと

RTCの告知文を発端に、そこで語られたブログはつまらない、ブログ限界説に対してさまざまな議論があったようだ。

私も思うところがあり、上原さんの上記関連のエントリーに自分の思いをコメントしていた。残念ながら管理者の判断かなんなのか[追記 どうもシステムの不調?だったらしい、ということでそのときのコメントを公開した(後述)]、コメントは表に出ることはなかった。コメントが公開されなかったのは残念だが、上原さんの最新のコメントを読むと、少しは自分の思いは、伝わったのかもしれない(と思いたい)…。

つまらないものとか、やな感じのこととか、世の中にはたくさんあるけれども、僕が考えるブログとその周辺は、まだまだ楽しくなりそうなことがたくさんある。特に最近はtumblelogとかPlaceEngineのようなライフログ系の試みとか個人の発信の仕組みのニューフェースが登場しているし、自分の身の回りでも、えっ、この方が!というようなw 普通の人たちがブログを毎日書くことがとても楽しいということが通常の話題になっている。僕がブログ人を立ち上げた4年前からは考えられない変化だ。いい方向だ、ほんとうれしい。

確かに進歩を阻害するような、やな連中(スパマーとかいろいろ)、やな出���事も多い。でもそれはどんなことでもそうだ、理想通りなんていかないものだ。当たり前だ。で、それをもってつまらないなんて、まして、そういう状況に少しでも関わった当事者が煽るようなことはいかんなぁと思った。真意は違うところにあったのかもしれないが、愛を感じない当事者性のない文章は伝わりにくい。そのあたりはほかの皆さんも様々指摘されているとおりだ。難しいね、コミュニケーションって。

ま、今回の件は、RTCのカンファレンスのPRという意味合いも、深読みすればあるような気もするし、結果的にそうなってしまっている。大成功:)。そういう意味で、(公開はされなかったけれど)コメントを書いたり、Newsingでw コメントしたり(200字以内という制限はつらいな)、こんなエントリーを書いている僕もこのカンファレンスや彼自信のマーケティングの片棒を担いでいることになるのだろう。いや、それはそれでいい。ブログ限界説なんて言う、つまらなそうな議論も、こうしたブログ界隈の盛り上がりによって、少しはおもしろいものに変わるかもしれないし…。パネラーのみなさんには、この痛い課題設定をどう料理するのかすごく楽しみだし、期待している。当日は、一人の参加者として傍聴させていただくことにした。w

この場で何度も繰り返している言葉。

「思ったことを思ったように書く、読む、そしてつながる。」そういう状況が、自然に楽しく、普通にできうること、続けられること。「ブログとその周辺の諸々」;個人、個人が発信すること、コミュニケーションすることは、5年前よりもずっとずっと重要で欠かせない社会の要素になりつつあると感じる。いい時代だ。

 楽観的にしたたかに、この種のサービスを花開かせること、そんなことにずっと関わっていたいなぁと、またまた、ぼんやりと思った。

 明日の自分のためのメモ。

C.F. ヲハニュースより
(モダシンさん、このエントリー、やさしくて、すてきです。ブログピープル4周年おめでとうございます)

http://www.aivy.co.jp/BLOG_TEST/nagasawa/b/2007/11/post_56.html

ここ数日の「ブログつまんない論争」についてはこれだけ読めば良いかと。

追記

上原さんからのTBで、コメントへの書き込みが排除されたのはシステムの不具合と言うことらしい。
少しほっとした。

ぼくがコメントにかいたことは下記。たまたま下書きを残していたので、ここに書いておきます。
(勢いで書いたので、ちょっと語気があらい...自分こそ愛がないな。反省w)

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なんだか、いしたにさんとかひらたさんとか、あなたが書いた告知文にたいして、書かれていたことの少しも伝わっていないなと想いました。

なんとなく「ブログの終焉」の時のことを思い出しました…。

あの告知文にもそれについて書かれた文章にも、おもしろさや愛は感じられなかった。巧妙に仕組んだ「釣り」なのかもしれないけれど、それも失敗していると思う。愛がない。

 そういう意味で、あなたの文章に限界は感じましたけれど、僕はブログの限界なんて感じていない。まだまだ楽しいことが起こりつつある、可能性はまだまだある。そう想っています。ブログスフィアなんてものがあるとするならば、そこの住人はきっと愛をもってブログとその周辺に関わっているのでしょう。対話とそれを継続することの重要さは何にもまして大切だと言うことはよくわかっているはずです。

で、あなたは、自らコミュニケーションを絶つという宣言までして…。なんだろう。これは。

ブログがつまらないなら、やめればいい。子供とかなんとか、そんなくだらん比喩はやめてほしい。一抜けたでそれはそれでいい。勝手だけど、でもね…。

ブログスフィアの住人たちは、ブログとか少しでも関わりのあるサービスを提供しているひとりとして、ブログをもっとおもしろくする、まっててね、そういう言動とか行動とかを上原さんに期待していたんじゃないだろうか。

そんなふうに想いました。

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