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2007.05.11

アルファブロガーの終わりと言う記事:クローズアップ現代 “カリスマ”続々登場!ブログ新時代”

 先日5月8日、NHKのクローズアップ現代でアルファブロガーが特集された。僕の友人もたくさん出演していて、興味深く見た。すごくよくまとまっていた印象。短い放送時間の中でブログの一つの側面を表現していておもしろかった。アルファブロガーの特集だったが、読者を登場させるところもいい切り口だったし、プラスの面だけでなくマイナス面にも言及していたところはNHKらしい w。

 放送後、この放送の感想が多くエントリーされた。
 どうも、アルファなブロガーってなんだよとか、なんでおれが選ばれないんだ的な...ネガティブな反応が多いような気がしたが....。

いろんな見方があっていいけど。僕が、こうした状況を見事に言い当てている、いちばんおもしろかったエントリーはこれだ。

 ブログの終わりじゃなくて、アルファブロガーの終わりでしょ(笑)
                     by 好むと好まざるとにかかわらず 最近���アルファブロガー(的立場の人々)が各所で叩かれている。いや、各所っつーのはそれぞれが運営するブログで、ってことなんですが(笑えない)
・・・・・

すごく長い文章だけど、最後まで読んで欲しい。

読んでいただいただろうか。すでにお気づきだと思うが...
実はこれは2年前!の「好むと好まざるとにかかわらず」のエントリーだ。

『「ブログはメディアたりえるか?」とか「ブログジャーナリズムとは?」みたいな話が一部の高尚ぶったブロガーの間で繰り広げられていた頃の話。

今思えば、彼らが望んでいたのは旧メディアに変わるものを自分達で築くのではなく、ネットを足がかりにリアルで上手いことやりたい、よろしくやりたいってことだったんだよな、結局。

そうとしか思えないよ、ママン。大人はずるい!大人は汚いよ!みたいな。
荒れなかったアルファブロガーに共通するのはそのネットでの立ち位置の変わらなさ。彼らは頑なまでにネット住人だった。馬鹿なのか頑固者なのか計算なのか偶然なのかは知らないけどネット⇒リアルという転身を図らなかった。』

このあたりの分析は秀逸。

2年たっても、まさにこのタイミングで、伝わってくることがある。これは素敵だ。
書き続けること、残していくこと、その仕組みとしてブログ(パーマリンク)って素晴らしいと思った。

過去を振り返る、今を残す。いいね。自分のポジションを見直す契機に。
ああ、いいもの見つけた。w アルファとかなんとか言ってる間に、こうやって後になっても残るエントリーを、読み直せるエントリー、いくつかでも、書ければいいな。

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