naanさんの辛口エントリー。w
なんか、最近ちょっと話題になっているNikon COOLPIX S50c。なんというか、ぶっちゃけ言うと、最近のブロガーにありがちな、予定調和的絶賛エントリをあちこちで見かけてむかつくのだけど、カメラにwifiつながってupできるってそんなにすごいか?
naanさんのエントリー、読んで(しまった w)ことで、ここでちゃんとこのブログマーケティング勉強会議における、私のスタンスを表明しないといけないなと思ったので書くことにする。自分のスタンスを確認するための自分のためのメモ。
まず、予定調和的絶賛エントリーは、少なくとも私は書いているつもりはない。ただ、今回のこの製品を使い倒して、エントリーを書く、製品を知ってもらうという趣旨から言うと、絶賛までは行かないにしろ、悪いことは書けなくなるのは(誤解を恐れずに言えば)仕方のないことだと感じた。そういう場を設定して、書いていること、その前提は覆せない...。
絶賛しようとしてしているのではない、製品を使い込めば使い込むほど、詐欺じゃない限り、なんらかの良さとか、作り手の思い・考えみたいなところが伝わってきて、そこで楽しくなってしまう。そもそもモノを買い、使うという行為はそうした体験だ、とも思う。
何回かのこうした試みに参加することでそういうことが、実感してわかった。使わないとわからない、もしかして、使っている人でも発見できないこと、体験、そこを共有すること。それができたらいいなと思うし、それがそもそもの今回のテーマだ。
もちろん、嘘は言っていないし、ほめようとしてほめているのではない。実際、手放しでほめたつもりはない。楽しいと感じて書いているから、そう伝わってしまうのかもしれないけれど。
モノというのは、それにきちんと対峙すると、よほどひどいモノでない限り、よい体験を引き出してくれるような気がする。それを引き出すのがマーケティングの仕事。
で、商品の良さとか売りは、簡単にユーザには伝わるものではない。ましてこの製品のようにまさに「カメラにwifiつながってupできるってそんなにすごいか?」みたいな疑問をもつ製品ななんだから、それを自ら体験することで、伝えていく、そういうことをしたいし、一連のブログマーケティングの意味は、まさに製品の良さを引き出すことにあるのだろう。
WifiにつながってUpできるって、そんなすごいことじゃないけど、わくわくすることだった。
これは事実だし、ぜーんぶネットにいったんUpすると言う発想は、おもしろいと思った。
コンパクトデジカメとして、他と比較するとたくさんの競合があって、それぞれの観点で○×がつくのだろう。マニュアルを見ないと使えないこととか、いろいろ改善した方がいいところはたくさんある。そこもふまえて、与えられた期間の中で、この製品でどんな使い方ができるか、残された期間で、それを楽しもうと思う。
●
僕は、コンパクトデジカメとしては、今持っている、もう、ふるくさいRichoGXが好きw。
でも、カメラとネットワークがつながる未来にも、すごく可能性を感じるし、ニコンの今後の取り組みにすごく期待している。
素直に書いた。これが全部だ。 (笑