10年前の流行語大賞;ブログ・オン・ビジネス 企業のためのブログ・マーケティング
金曜日の夜、Japan Blogers Conferense に参加。その時に刷り上がったばかりの「ブログ・オン・ビジネス 企業のためのブログ・マーケティング」を当日のパネリストであり、この本の著者のお一人でもあるシックス・アパートの齋藤さんからいただく。感謝。
週末を利用して、ざっと読んでみた。 前書き、ブログのビジネス活用に関して... ならば成功事例が出てくるまで待てばいい。 ちょっと、ドキッとするような言葉で始まるブログのビジネス活用本。事例も多く掲げてあって、企業でブログを使うヒントが満載されている。ブログはコミュニケーションのための道具。それを使わない手はない。そしてこんなに事例もたくさんできてきた...。そういう状況がよく理解できる。おすすめ。 齋藤さんが社史編纂室に異動になったと冗談を言っていた理由 w)第4章にはブログの歴史=シックス・アパートのあゆみが書かれている。10年前の流行語大賞には「インターネット」がノミネートされていたこと。今年の流行語にブログが選ばれたときに齋藤さんに教えてあげたことが、しっかり冒頭に書かれていて、なんだかうれしかった。 ブログがコミュニケーションの道具であること、そこを活用しない手はない...本書に一貫して流れているテーマであり、マーケティングの一番の肝は顧客との対話にあると...10年後、インターネットのようにブログが当たり前で語られなくなる時代においても、その基本は変わっていないのだろう。とにかく、これからブログやその周辺がどんな進化を遂げるのか興味津々、僕も間違えながらも、その周辺で動いていけたらいいなぁとぼんやりと想った。 ●
ブログ・オン・ビジネス 企業のためのブログ・マーケティング
シックス・アパート株式会社
日経BP社 2005-12-28
by G-Tools
そう考えるあなたが一番間違っています。
まず、はじめる。はじめながら、考え、改良する。これがブログというツールを活用するための「最低条件」です。ブログはコストをかけずにすぐ始められるきわめて簡便な道具です。ゆえに、間違えることが問題ではないのです。動かないことが問題なのです。
ということで3冊、ご紹介終了。3冊とも、とてもいい本です。
Amazonで「ブログ」で和書を検索したら121冊と出た。2年前、Blogzineの準備で、ブログ・オン・ビジネスの第一章を書かれているシックス・アパートの関さんたちと、どたばたしていた頃とは大違いだ...。
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