すべてのヒロシマ的なものへ...:“夕凪の街桜の国” (こうの 史代)
会社の帰りに丸の内oazo丸善へ。 最近よく目にしていたこうの史代氏の「夕凪の街桜の国」を購入。帰りの電車で読み始める。いや、まいった。不覚にも涙があふれた。
ヒロシマの漫画と言えば「裸足のゲン」だけれど、あのような悲惨な絵とか壮絶なシーンとかはなにもない。原爆の10年後から現代へ繋がるある物語を淡々と描写しながら、ヒロシマを描く。自分の、自分の周りのヒロシマ的なモノ、ことが見えてきて、その場所に居ない僕らも当事者であることを思い知らされる。それを超える愛の存在も感じさせてくれるところが救い。感動させられた。いろんな人に読んでもらいたい。おすすめ。
>帰りの電車で読み始める。いや、まいった。不覚にも涙があふれた。
ここで僕もグッときました。ヤバい予感。
Posted by: ハヤト | 2005.02.22 at 20:41
いやこれは、おすすめですよ。
泣けるとかそう言うのではなくて、いいです。好い。
Posted by: kwmr | 2005.02.23 at 00:19