日記と情報発信...ブログ爺のオーバーホール
【via ブログ人進化論 Vol.9】
ブログ爺がオーバーホール蓑を着て冬眠に入ったという。
ブログ人進化論の最終回。「ブログの力」。 爺は言う。
「ブログは日記ツールという以上に、個人が情報を発信する上での“最強ツール”なのじゃ。」
ブログが変えたこと。 よく聞かれるんだけれども...こんなふうにこたえている。
- とても簡単に個人が情報を発信できる土台を安価に提供したこと。(個人ベースのCMS...)
- さらに、コンテンツ(エントリー..etc)を標準化されたフォーマットで公開したこと。(XML、RSS...)
- 標準化によりコンテンツが流通しやすくなったこと、その仕組みが一般的になってきたこと。(AWS、WebService....)
- 標準化された形式で公開されたコンテンツが結びつく、繋がることでコンテンツに出会う機会を飛躍的に増大させたこと。(Google、RSSリーダー...)
- コンテンツが・に出会うことで、用意されたトラックバックやコメントによるコミュニケーションを生じさせたこと。(新しいコミュニケーションツール...)
- さらにそのコミュニケーションによって新たなコンテンツを生み出す機会を与えたこと。進化するプラットフォーム。(Next Blog...)
その繰り返しだって...。
→公開→出会い→対話→共創→
「日記」という括り方で括れない、ブログというプラットフォームが持つ可能性。流行にしてしまえない(しまいたくない)何かを感じてきた。
で、最後の爺のことばが好い。
「この半年で、晴れて自分のブログを持った諸君。まずは続けることが何より大切じゃ。 これからもブログ道に精進し、自分にしか作れない作品を作り続けて欲しい。」
自分にしか作れない作品。今、そのとき、その場。あなたがいる場所のあなたがいるそのこと。あなたしかかけない思い、見たこと、聞いたこと。それが様々繋がっていく様。そんなに難しく考えなくてもいいのだけれども、せっかくの機会、道具はうまく使った方がいい...そう想う。
p.s. 爺は冬眠しても、爺時計はちゃんと動き続けるし、ナビゲーションサイトは、また新しくいろいろ始まる、はず...徐々に...;)、あ、さらに進化した爺...というのも好いかも....
ブログって実は、技術的には既存のものをうまく組み合わせて
サービスとしただけのものなんですよね。
でも、そのサービスがここまで市民権を得てきたわけです。
その立役者はもちろん平田氏だと思いますが、
やはりkwmrさんがOCNでブログ人をはじめられた事、
niftyの古川氏がココログをはじめられた事が
非常に大きいと思います。
正直2年ほど前からアメリカでweblogなるものが流行っているのを
知っていましたが、これが果たして面白いものなのかどうかわからず
人に日記を見せるなんて(その頃はblog=web上での日記程度に思っていました)
シャイな日本人には流行るわけがない!と思ったのを思い出します。
また、その頃の日本は「ブロードバンド」がキーワードで
新サービスといえば、動画配信ばかりだったわけで、
テキストのサービスなんて今更・・・なんて思っていたわけです。
にも関わらず、ブログをサービスとして立ち上げて、
しかも市場がなかったにも関わらず、その市場を創り上げてしまった
kwmrさんの先見の明とそのパワーは本当にすごいと思っ���しまいます。
ブログが変えた事・・・
「市場がないから流行らない」と切り捨ててしまった僕は、
kwmrさんから
「市場がないなら、創ってしまえ!」という発想で
ビジネスを展開していかなければならないという、
ビジネスマンとしての行動指針を学びました。
Posted by: Q太郎 | 2004.11.11 at 12:00
コメント頂き、ありがとうございます。
でも...
ほめすぎです...神と比べてはいけません。;)で、ブログ人は僕だけで、立ち上げたわけではなくて...多くの方が関わっています。今も、私の隣で、Nextブログ人のために何人かが苦労して働いております。
ブログ、これからはプラットフォームとして機能してゆくことになろうかと思います。
その次が、とても楽しみです。そういう次を見てみたいといつも思っています。そういう機会に、勤務先でも関われたことはとても運がいいと思っています。 _o_
Posted by: kwmr | 2004.11.11 at 21:40