Blogはキャズムを超えられるのか...
「Blog Innovators in Japan(Tokyo)」の中で一言、「イノベーターからビジョナリーに拡大しつつあるBlogビジネスが次のキャズムを乗り越えられるかどうか、まだまだ先のことだろうけれど、興味津々。」と書いたのだけれども...( 「キャズム」に関してはMy Favoriteを参照;-) )
goodpicでBlogと「キャズム」に関してエンジニアの視点で鋭くまとめられている。必見。「”ブログ系”なる曖昧なモノがキャズムを越えるわけでは無い」、「開発する、利用するためのノウハウが蓄積されているツールこそがキャズムを越えられる。」という指摘は納得。半年ほど前にBlogサービスはキャズムは超えられないかもね...なんて、話していたけれども、あのときよりは溝;キャズムは狭くなった気がする。次のステップでどういう動きとかが起こるか、Blogを続ける当事者として関わっていくんだろうな。
Goodpicのこの記事に関するNDO::Weblog naoyaさんの言及。
僕は一応、技術者のはしくれですから、この話題は痛いほどよくわかります。技術やその類を飯の種としているような人には、製品の持つ"技術"や"機能"を説明するだけで、そのよさを直感してもらうことが比較的容易なのはご想像の通りかと思いますが、そうではない人たちには、どんなに頑張って説明しようとしても通じないということが多々あります。このあたりすごくよくわかる。で、ここがうまく説明できる何かがキャズムを超えるための重要な要素になるんでしょうね。使うとわかる良さは使ってもらはないとわからないわけで、そこをどうしてゆくか。ツールという意味でないBlogという現象はその答えも用意しているのだという指摘はとても重要だと思う。
Comments