shikeさんから落語のお話を以前から何度か聞いていて、過日始まったネタフルでのshikeさんの連載とか読んだりして、その度に、いつか寄席に行ってやろうと思ってはいても、行こうと言う気が起こらなかったの だけれど、shikeさんからたまたま第二回シェアする落語でキャンセルが出たと聞き、急いで申し込んだのが数日前、昨日、白山の青楓亭で生落語の初体験することができました。shikeさん、Thanx!
ただ、丁寧に道順の書かれたメールもいただいていたのに、出口を間違えて、道に迷い、着いた時には主宰のご挨拶が始まり、宮治さんが袖で出番を待っているような状況…。本番には何とか間に合ったものの、マクラで弄られてしまい:)、いや、ほんとすみません。(でも、いい想い出になったなぁ。)で、マクラの次のネタが正月仕事始めの話で、そこで出てきたのが家人が毎日のように通っている大型SCだったりして…話に引き込まれて行ったのでした。
落語初心者の自分も十二分に楽しめる内容で、風邪の治りかけという体調のすぐれない中、文字通りの熱演をする宮治さんの身振り手振り…何より楽しい。
昨日のお題は、吉原が舞台の『お見立て』、相撲取りの人情話『阿武松』、シケさんと宮治さんのトークセッションの中入りの後に、田舎侍、酔っ払いのお話『棒鱈』。お見たての登場人物、杢兵衛が最後のお話で再登場する仕掛けがあったり…これで木戸銭1500円は安い。
一人で何人も演じ分け、しかも心の内側の声まで伝える。聞き手の想像力を刺激して、まるで登場人物がそこで喋っているように感じる。芸能としての落語を再発見した感じ。で、楽しいんだから。終了後も、昔の事とか演目をキーに検索したり、知的好奇心も様々、満たしてくれて◎。 次回も参加したいなぁ。その前に寄席にもいって見なくちゃね。
帰りには宮治さんの素敵な写真とインタビューの載った素敵なパンフレットを頂いた。よき時間をありがとうございました。> 宮治さん、スタッフの皆さん。お集まりの皆さん。
→Flickr Sets:第2回シェアする落語