6日土曜日は、はじめてSBM(ソーシャルブックマーク)研究会へ参加。
当日の模様はP2Pライブ配信システムで同時中継されたほか、当日の配布資料、メモはさまざますでにネットからみつけだせる。いい時代だ。
すべての講演内容は、なにかしら考えるきっかけを与えてくれるものだったし、ボランティアながらすばらしい会場運営のおかげで、たくさんの人を集めたにもかかわらず、非常に良好に会が進行された。西谷さんを初め会場に運営に関った方々に感謝。
私自身、一番おもしろかったキーワードが、大向さんがTwitterでつぶやいた一言。
大向さんの講演の後、御本人とお話して、大向さんの会社グルコースのCommunity Bookmark 4dk(ヨンドケ)の話題になり、蛸壺はけっしてよくないことではない、むしろたくさんあって結構、ただ、蛸壺が見えなくなる状況はよくなくて、それがあることがなんとなく外にわかる、気配を感じるそんな仕組みができたら最高だ…みたいな話をしていて…
まさに、自然発生的な蛸壺は、人工的な仕組みによって、オープンなきっかけを生みだす交流(蛸壺)となって、コミュニケーションの核になる。そんなイメージを具現化する試みが、4dkだけじゃなく、さまざまでてくることに期待しているし、僕もなんらかその動きに関れたらありがたい。
各事業者もさまざま、次の一手を考えているようだ。アカデミックな立場からも、ソーシャルブックマークは様々注目を集めている。次回はいわゆるソーシャルな部分で、事業者をまたがってデータ共有するフォーマットがありえるとしたらとか、興味深いテーマが用意される模様。利害が生じる当事者が集るこのような機会をうまく利用し、まさにソーシャルな部分で協力し合うなんて、素晴らしい。次回も楽しみ。