某記事からたどって、見つけた高広さんのエントリー。
【mediologic.com クリエイティブエージェンシーと、ほにゃらら2.0、と広告代理店】
あとこういう記事などを読んで思うんだけど、オンラインに強い広告代理店の人々と話をすると広告代理店の職務を、効果のでやすい below the line にもっていこうとしすぎだと思う。広告代理店の本来的な職務は、thru the line であって、above + below the line だと思う。しかもそれを広告会社“グループ”のなかで全てできると理想的。
ああなるほどなぁ。BTLを重視しがちというのは、代理店に限らず、広告主は、そうなりがち。特にネット媒体の見方として、データとかROIとかガチガチの検証にフォーカスしすぎてしまう傾向がある。これ実感。
で、ものを買ったり使ったり、何かしようという機会を作り出すことが、まさに広告の目的なのだから、広告代理店の本来的職務はTTL、あるいはクロスメディア的な営みにあると言う指摘は、至極、まっとう。で、実は代理店というか、マーケティング、サービス提供者の営みは、様々な媒体を駆使して顧客と対話していくってこと。なんていう、当たり前なことを、ちょっとメモしてみる。クチコミの技術にも繋がるね。 一線を越えるか。w
BTL:below the line ATL:above the line. というのは広告のターム。この辺が詳しい。
"クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング" (コグレ マサト, いしたに まさき)
"次世代広告テクノロジー" (織田 浩一, 高広 伯彦, 須田 伸)
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