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2007.02.25

ユーザの声を聞く:WA1モニタ期間終了

Pct_vgfwa1  WA1、モニター期間終了。先週の木曜にその懇親会があった。影響力はない弱小ブロガー(?)にもかかわらず、StartMac、WA1と2つの異なるブログマーケティングの当事者として参加するという貴重な機会を得ることができて関係者の皆様には感謝不尽。

 Macの場合は、自分がMacの古くからのユーザであり、製品への愛着心から応募したということで、当選したという喜びがあったが、WA1の場合は、正直に言うとそれほどの感動はなかった。なるほど、これはトクしたぞって、アサマシ心いっぱいだった。w

 みんなが同じ気持ちを持ったかは別にして、結果的に脱落者なく、ブログ・マーケティング会議に参加したメンバ全員が、実際に当事者となってブログマーケティングに関わることになった。そう、見事に釣られたw訳だが、モニタ期間を終了して釣られて良かったというのが正直な感想。

 そもそも、製品が世に出ていない時点で、その製品に関われるという貴重な体験を得ることができたこと、欲しいという強い気持ちもなく、どこまでこの製品に近づけるか不安であったけれど、意外にちゃんと向き合うことができたように思う。その理由は、WA1がとてもいい題材(製品)だったからに違いない。

 懇親会でSony関係者にお話を伺うことができて、彼らが口々に言っていたことが、今回の取り組みで、製品の開発サイクルが速くなったと言うことだっ た。製品のユーザ評価は次の製品開発に活かされるが、今回のような製品を出す前に、様々な視点からユーザの声を聞けたことで、次の製品の企画をする期間が 縮まったというのだ。

 ユーザ視点でのレポートとしてブログエントリーを使う。コミュニティの製品開発への活用。古くはNiftyのLet’sNoteの フォーラム利用などが有名だけれど、ユーザが集まって語るとどうしても周囲の意見に流されてしまったり、自分の意見がなかなか言えなかったりすることがあ る。

 つかず離れず流されず、自分の居場所で製品を自由に語るブログの利点は、こうした目的にもうまく作用すると思った。Appleとは少し違うアプローチからのブログの利用。メディアとしてだけでない、次期開発のためのユーザの声、収集装置としてブログを活用しようという試みだ。

 僕らのブログの様々なエントリーが次の開発に活かされている。なんだかとってもうれしいことだ。僕らの成果を目にできるのは、今年の秋ぐらいだろうか。なんだかすごく楽しみになってきた。WA1自体もネットワーク製品なので、ファームのバージョンアップとかで、徐々に良くなるなんていいなぁ。正直、こんなことになると思ってなかったんだけど、WA1は僕の生活に欠かせないモノとなってきた。

モニタ終了後もいろいろ書くネタはありそう。繋がる家電、まだ先の未来。楽しみ楽しみ。

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