Ning:Webアプリ「場」のビジネス
本日は、外で打ち合わせ。これからのサービスってどんな方向性なんだろうねってお話をしていて、一致したところがCGM:コンシューマ・ジェネレイテッド・メディア、そこを押さえているサービス提供者が生き残るというお話。
ブログもまさにコンシューマが創造するメディアであって、SNSであるmixiとかフォトストレージのFlickrとかオンラインブックマークのdel.cio.usとか、ユーザの作り出すデータを編集したり蓄積、加工することで、メディアとして、あるいはそれを生み出すためのツールとしての価値を生み出していく...様々なネットワーク系のサービスがそうした方向に収斂しつつある、そんなお話をしていたのだが..。
で、帰ってきて見つけたのが、Ningというサービス。これが面白い。ユーザ登録制の上記に上げたようなオンライン・アプリケーションを作るプラットフォーム(PHPベース:遊び場と名付けられている)を解放、ユーザがそこにアプリケーションを付け加えられる(10個まで)仕組みも提供する。サーバーたてずに、自分で創造したWebアプリをユーザに提供できる。ひな形的なサービスはすでにいくつかあって、ソースも公開されている。すでにこの段階で詳細な開発ドキュメントも用意されている。
開発のフェーズまでユーザ(ベータ開発者)に開放し、ユーザの選択によってアプリケーションが淘汰されていく...創造し共有する、「場のビジネス」だ。
この場に定住するコミュニティをうまく作りだし、定住させることができるかどうか、このサービス、ちょっと注目。
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FAQとか英文をざざっと眺めただけなので、詳細、間違いがあるかも知れないが、随時、わかったことがあれば、付け加えていく。
C.F.
- サイボウズラボ秋元さんのブログに詳細がエントリーされています。はやっ :)
- PICSY blog「Ningは次のgoogleか?」鈴木健さん曰く、Web3.0。なるほど。別々のアプリでデータが共有できるかというポイントを指摘しているのは流石。
- 上記、ユーザのデータ共有は可能な模様。good!【Via Goodpic】
Technorati Tags: application, web2.0, SocialSoftware
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