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2003.10.12

「知識流通,流通から共創へ」@NTT ICC

以前紹介した、NTT ICC のシンポジウムの第2回目に出かけた。
テーマは「知識流通,流通から共創へ」。
日経BP社の先端技術情報センターが公開しているサイト「知識流通」のメンバのディスカッション。ディスカッションの進行も一つの「仕掛け」になっていて、パネリストの橋本さんも早速、ご自身のBLOGで紹介されていたが、「コラジェクタ」というツール・手法で会議の進行をパワーポイントを使った議事録作成を平行して、それを見ながらパネリストが、ある時はオーディエンスも参加しながら議論が進むというもの。橋本さんが言われるように議事録を作成する方の力量におおきく依るところがあるけれども、自分の仕事にも使えそうだ。
ディスカッションは、

小集団:小さなコミュニティにおけるコラボレーションをテーマにツールや方法論の議論。
表現を支援するツールはあるけれど、そもそも個人が表現をしようと思う、実際に動くそのきっかけを作る方法が、いまの私の興味と関心。そこに関連した発言も多くあったが、少し発散気味だったのが残念。
コラボレーションのツールとしてはディスカッションで度々、出てきたけれどBLOGのようなツール(WIKIとかも)が今のところ最適なんじゃないかなぁと思う。企業内でも様々使われてきているという状況もあるらしいし、個人が業務日誌を書く要領でONな日記を書いていって、そのエントリーに関連しそうな記事をトラックバックとかリンクで関連づける、カテゴリでアーカイブする。個人の考えや行動をを表明してゆく、仕事の「場」として使う方法、つーのが、いい感じ。やってみようか...。
あと...個人のアーカイブの使い方とかの議論もあったが、Googleが33億インデックスも集めて未だ増殖中という巨大なアーカイブを構築している(これぞ社会資本?)という時に、個人のアーカイブがそこにどう協調するか、対抗するかとかそんなお話も聞きたかった。

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Comments

コラボレーション・ソフトとして Blog や Wiki が良いのは、そのシンプルな機能と使い勝手のおかげなのでしょうね。

スクリプトのプラグイン等を増やせば、機能増強も簡単に出来ますが、ベーシックな使い勝手はシンプルでとっつきやすく、マニュアル等を読まずとも使い始める事が可能。このシンプルさによって、ビジネスの現場でも受け容れられ易いものになっているのだと思います。

こんにちは。紹介していただいた橋本です。

コラジェクターの仕組みに若干救われたけれども確かに当日のパネルは拡散気味でした。

というわけで、

>個人のアーカイブがそこにどう協調するか、
>対抗するかとかそんなお話も聞きたかった。

という、この記事のご意見に触発されて2本記事を書いてみました。このテーマではまだ続けてみたいと思います。

・アーカイブと検索
http://sentan.nikkeibp.co.jp/mt/20031014-01.htm
・情報処理のプロセス統合=場としてのオフィスアプリケーションhttp://www.ringolab.com/note/daiya/archives/000300.html

これからもご意見よろしくお願いしまーす。

このBlogも面白いですね。URLをSharpReaderのリストに加えさせていただきます!

minamiさん 橋本さん
コメントありがとうございます。

minamiさん>
「シンプル」は基本ですね。
BLOGの最大の功績はコンテンツ���標準化したこと。切り貼りや加工しやすい形に整理してくれる仕組み。それも非常にシンプルに。いい感じです。

橋本さん>
シンポジウム終了後、mitaraiさんとお話をされていましたが、その前に彼とお話をしていたのが私でした。ご挨拶もせず、失礼致しました。私の記事に触発されて記事を書いて頂けるなんて大変光栄です。
今後ともよろしくお願い致します。_O_
橋本さんのBLOGも当然、毎日チェックしております。;-)

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