まもなくエンターテイメント産業は激変する
少し前のCNETの記事
オンライン配信の台頭で、 音楽CDは消滅の運命をたどる?米Forrester Researchは2日、CDの販売が急降下するとの予測を発表した。コンシューマーが、オーディオやビデオのファイルをインターネット上で共有することを選択しつつあるためだという
フォレスタリサーチ社が発表したオンライン販売の台頭で、物理的メディアで成立していた音楽産業が今後5年間で激変するという、eコマースで昔から言われてきた「中抜き」が、音楽産業で加速するという予言。
PtoPの無料のコピーを前提にしたネットを流れている大量のトラヒックが今後どうなるのか...どちらにせよ、アーティストとかクリエーターが損をしない仕組みができれば好いと想う。グレートフルデッドのファン;デッドヘッズで行われていた録音テープとかの交換...それでわずかのお金がアーティストに流れるような、そんな仕組みができたら好いのに。
言い換えれば、今の産業構造では「食っていけない」アーティストも、今の水準の10分の1のファン数で「食っていける」ようになる。ユーザとアーティストの間に寄生する大勢を養えるだけの「大物」しか世に出られなかったことが20世紀の音楽の不幸であったかもしれない。そのような少数の「ドル箱的なミュージシャン」だけでは、多様な好みの消費者において顧客満足が低いが、にもかかわらず、独占の弊害で、「売れない」マイナー系のものだと、すぐに廃盤にされるなど、音楽に対して安易にむごい仕打ちがつづいてきた。そろそろ年貢の納め時だろう。
ほんとうにそうなったら、いい感じ。
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